どうも鳥井(@hirofumi21)です。
先日、ふと思い立って以下のようなツイートをしました。
結局社会の豊かさって、選択肢の数だと思うんだ。「これが正解です!」を社会全体で目指すんじゃなくて、「これもあれも同時に存在していいよ」っていうような。「どちらも正解であり不正解にもなりうるから、あとは自分で好きな方を選べばいいじゃん」というような。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年6月14日
だからこそ、各分野ごとに輝く人がドンドン増えてくることが大切になるはず。若い人たちが目指したいと思えるようなロールモデルが各ジャンルごとにしっかりと確立していく必要がある。そう考えると、個人やニッチでも情報発信ができるネット時代(SNS時代)って、とても理に適っていると思うんだ。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年6月14日
「灯台もと暮らし」は地方移住を促進するウェブメディアではない。
考えてみれば、僕が今の仕事を選んだ理由も、まさにこの発想が原点だったなと。
「灯台もと暮らし」というウェブメディアは「地方移住」を促進しているウェブメディアだと思われがちですが、実際はそうではありません。
確かに、地方特集に力を入れていて、特に移住者が増えている地域をメインに取り上げている事が多いので、そう思われてしまうのも仕方ないと思います。
しかし、「もとくら」を読んで地方移住してくれる人が増えて欲しいとは、本当にこれっぽっちも思っていません。もちろん「地方移住」が絶対に正解であると提案する気も全くありません。
そうではなく、「自分にとって最良の決断とは何なのか」それを各々が考える上で役立てるメディアでありたい。それが僕らの切なる願いです。
たまたま今の時代は、自分たちの暮らしをド真剣に考えて、自分たちらしく実践している人たちが日本の地域に多いだけです。
各々が最良の決断に辿り着くために、そのモデルケースとなる事例にたくさん触れてみて欲しい。その情報源としての役割をこのメディアが担い、読者の皆さんに届けることができれば本望です。
最後に
いま、編集長の佐野が仕事をしながら世界一周にひとりでチャレンジしていますが、これもある意味でその一つのモデルケースだと思っています。
参照:【かぐや姫の胸の内】生花の美しさと楽しさを、マレーシアに伝えたい|「HIBANA」CEO小倉若葉 in Kuala Lumpur | 灯台もと暮らし
これからの暮らしの中で、「働きながら世界を旅する」ということも十分選択可能な生き方です。
今は、それが本当に選択可能なのか、その可能性を自分たちが身を持って体験してみている段階です。
まだまだ答えが明確になっていないことだからこそ、僕らのようなメディアが取材しながら実験し、実践し、発信していく。
僕たち自身も、これからの暮らしを考える当事者だからこそ、きっと今の時代に生きる人々に向けて、伝えられることが必ずあると思っています。
僕らはこれからも、そんなメディアで在り続けたい。
それでは今日はこの辺で。
ではではー!