池上彰著『〜よくわからないまま社会人になってしまった人へ』オーディオブック版のススメ!

経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ

夏休み、知識の底上げするならお盆でしょ!…ということで、どうも鳥井です。

さて今回は、「オーディオブック版のススメ!第2弾」ということで、池上彰の『〜よくわからないまま社会人になってしまった人へ』シリーズを取り上げてみたいと思います!

お盆の最中、帰省や旅行をする機会も多いと思いますが、その時に意外と持て余してしまうのが「移動時間」。

その時に、オーディオブックで知識の底上げしちゃうなんてイカしてるんじゃないの!?ってことで、知識の底上げに最適な本を今回は取り上げてみようと思います。

ちなみに第1弾はこちら。

『原因と結果の法則』オーディオブック版のススメ! | 隠居系男子

池上彰著『〜よくわからないまま社会人になってしまった人へ』シリーズ

具体的には、今回紹介するのは以下の書籍のオーディオブック版。

このへんの分野は、正直コンプレックスを持っている人がかなり多いんではないでしょうか?

僕もご多分に漏れずその一人です。笑

大学の附属高校へ行ってしまったため、大学受験を経験しておらず、普通の人が高校生の時に必死で学ぶ分野はあまり勉強してきませんでした。

でも、大学に入り、やっぱりある程度の一般常識として、このへんの知識は早めに抑えておきたいなと考えて、最初に行き着いたのがこの本。

「社会人になってしまった人へ」と書いてありますが、もちろん中高生や大学生が読んでもいいと思います。

オーディオブック版の方が良い理由

さて、ではなぜオーディオブック版で聴いたほうがいいのでしょうか?

それは、今までこのブログでも何度も書いて来ましたが、やはりオーディオブックの良さは「聞き流しできること」なんです!

ココで紹介した本も、前半は非常に平易な言葉で語られているので、誰が読んでも問題ないと思うのですが、今までこのへんの分野に関して全く触れて来なかった人たちは、後半結構キツくなってくるはずです。

オーディオブックであれば、そのへんはただ聞き流せばいい!

そしてまた、気になったら聞き返せばいい。そもそも1回の通読で理解しようと思わないことです。繰り返し聞いているうちにわかるようになればいいや〜。それぐらいかる~い気持ちで聞くことが出来てしまうのがオーディオブックなんです。

ただ、実はこの「聞き流す」という行為、賛否両論あったりもします。集中して効かなければ、なんの意味もないと。

確かに、「語学学習」においてはなんの意味も無いと思います。

ただ漠然と聞き流しているだけでは、音楽と同じになってしまい、本当に初心者の頃にその語学のリズムや雰囲気をつかむ上では有益ですが、それ以外ではほとんど効果はないでしょう。(もちろん母国語と近いレベルまで上達した上級者であれば意味はあると思いますが…。)

でも、日本人が日本語で聞き流すという行為は、僕は意味があると思っています。

集中しなくてもある程度の言葉が頭の中に入ってきて、そのうち自然と定着してくるからです。まさに「門前の小僧習わぬ経を読む」っていうやつで、母国語で聞き流す意味は非常に有効だと思います。

池上彰の本は読むべき?読まないべき?

さて話は少し変わりますが、池上彰さんのブームが来た時に、「彼は正しいのか間違っているのか」という議論がありました。「彼の本を読むべきなのか、読まないほうがいいのか」っていうことに繋がる議論です。

僕はこれに対して、その答えは無いと思っています。

なぜなら、池上さんは淡々と事実を述べているだけだから。
それが、他の解説者よりもわかりやすく、ポイントも掴んでいる。
だから、大衆に受けたんだと思います。

もちろん、最近のテレ東の選挙番組なんかでは、池上さんの個人的な思想を入れ込んで、候補者に鋭い質問を投げかけているようですが、アレはまた別の活動と捉えたほうがいい。

少なくとも、NEWSの解説や、こういった類の本に関しては非常にわかりやすいことは間違いないです。

だったら、わかりやすい人から、わかりやすく、“社会人が知っておくべき事実”をしっかりと学んでおきましょう。

このシリーズは、それにうってつけのシリーズだと思います。

出版された日の前後はありますが、それぞれ独立した内容ですから、興味のある分野から、手をつけていけばいいと思います。あえて言うなら『日本の問題〜』の次に『今の日本の問題〜』を聴いた方がいいくらい。

個人的なオススメは経済ですかね。

僕は大学生の時にこれを聴いて、やっと「サブプライムローン」というものがなんだったのかちゃんと理解出来ました。

でも最近は大企業が続々と窮地に立たされていますし、そもそも会社とは何なのかと考える上で、『会社』から入るのもありかも!?本当にお好きなところからどうぞ!

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

鳥井弘文

スポンサードリンク