互いに尊重しあって対話できる相手がいるかどうか、それが人生の幸せにつながる。

先週の土曜日は、30歳以上のWasei Salonメンバーがやばこさん宅に集まってお食事会でした。

土曜日のお昼すぎから集まり、時間を忘れて23時過ぎまでひたすら全員で会話をし続けてしまいました。

そして昨日は、その気持ち良い余韻に浸りながらこちらのイベントに参加。

23年間続いている『水曜どうでしょう』のディレクターである、嬉野雅道さんの還暦祝いイベントです。

「僕らは、ずっと言葉を掛け合った。」

とても印象的だったのは、同じ『水曜どうでしょう』のディレクターである藤村さんとのトークの中にあった「僕らはずっと言葉を掛け合ってきた」というお話。

人生で群を抜いて言葉を掛け合った相手であり、親よりも妻よりも言葉を掛け合った相手である、と。

なんだかその言葉を聞いた時、ものすごくハッとしたんですよね。

思い返してみればジブリの鈴木敏夫さんも、宮崎駿さんとの関係性を語るときに、全く同じようなことを仰っているなあと。

視座を共有できるひとは、対話できるひと。

僕がずーっと「ファンを増やしたいわけでもなく、フォロワーを増やしたいわけでもなく、視座を共有できるひとを増やしたい」と言っているのは、まさにこれなんだろうなあと。

「言葉を掛け合える相手」のことであり、「対話できる相手」ということです。

どうしても僕らは、何万人、何十万人に対して一方的に言葉を伝えられるようになることを望み、そのために懸命に努力してしまいがち。

でも、どれだけ多くの人に伝えられたとしても、誰にもその本当の趣旨を理解してもらえなければ、ドンドン孤独になるだけです。

それは以前もこのブログに書いたとおり。

参照:「視座を共有できるひと」に出会うために、自分に嘘のない表現をし続ける。 | 隠居系男子

それよりも、お互いに言葉を掛け合って、しっかりと対話できる相手を見つけ出す。

そんな相手がひとりでもいれば、人生はとっても豊かで幸せなものになるのかもしれません。

最後に

僕も今年で、31歳になりました。還暦までちょうど折り返し地点。

今一緒に仕事をしてくれているWaseiのメンバーや、Wasei Salonに参加してくれているメンバーとの対話をこれからも大切にしていきたいなあと心から思いました。

そして、60歳を過ぎたときに、「水曜どうでしょう」や「ジブリ」のみなさんが見ている景色と同じような景色を、みんなで一緒にみることができたら嬉しいなあと。

そんなことを考えている今日このごろです。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、何かしらの考えるきっかけとなったら幸いです。

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