ITリテラシーを高めるためには、ウェブコンテンツの舞台裏を知ること。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、人に聞かれて少し悩んでしまった質問。

「ウェブ上のコンテンツの良し悪しって、どうやって判断しているんですか?」

いわゆるITリテラシーやメディアリテラシーに関する質問だと思います。やはり一番わかりやすい方法は「定期的に多くの記事に目を通すこと」。

しかも誰かが「良記事!オススメ!」と言っている記事だけではなく、悪い記事やひどい記事にも目を通しておく必要があると思います。それが反面教師になってくるので。

ただ、これだけだと当たり前すぎて回答としてつまらない…。

そこで、僕個人としてオススメしたい方法は「ウェブ上のコンテンツを発信する側にまわってみるということ」です。今日はそんな話について少し書いてみようと思います。

舞台裏を知ることで、その分野のリテラシーは養われる

本質を知りたければ、やはりその舞台裏を知るというのは非常に有益なことだと思います。

ウェブ上のコンテンツで言えば、実際に自分でウェブコンテンツを作ってみることが、その舞台裏に当たるでしょう。

自分でブログを書いてみれば、ブログの舞台裏は理解できる。更にその記事に対して読者さんからの反応が来るようになれば、ブログ界隈の生態系もなんとなく理解できるようになってくると思います。そうすることによって自分にとって良いブログと悪いブログも自然にわかるようになってくる。

今話題のバイラルメディア問題に対しても同様のことが言えると思います。本当にバイラルメディアを問題視しているのは「ウェブ上でコンテンツ作って発信したことがある人たち」。コンテンツを作る苦労と、パクることのえげつなさを肌身で理解しているから、皆さん警鐘を鳴らしているわけです。

参照:バイラルメディアに対する違和感の理由と、”親近感”というハイコンテクストの可能性。 | 隠居系男子

「相手の立場に立ってみる」という普遍的な教え

結局は「相手の立場に立ってみる」と言うことなんでしょう。

いつも観客席側から眺めているだけで、表のキレイな部分だけを楽しんでいるうちは多分一生理解できません。

舞台裏を観ること、あわよくば舞台裏を体験してみることによって、その界隈の“リテラシー”が上がってくるのだと思います。

教室内の「先生と生徒の関係」

これは教室内の「先生と生徒の関係」にも近いかもしれません。

先生がいつも立っている教壇から眺めると、生徒たちの内職や悪行が手に取るようにわかってしまうというあの現象とよく似ています。

生徒が全員着席しているタイミングで実際に教壇に立ってみないと、あんな光景が広がっているということは夢にも思わないでしょう。

先生に怒られない、先生に騙されない生徒になるためには、広い意味で先生の“視野”や“認識”の範囲を知ることが何よりも重要。

つまり、相手の気持ちや企みを知りたければ、相手の立場に立ってみるのが一番手っ取り早いということです。そんな普遍的な教えが結局のところ一番的を得ているのだと思います。

最後に

ITリテラシーやメディアリテライシーを付けたいのであれば、一刻も早く自分もウェブ上でコンテンツを製作する側にまわってみることです。

そうすることで玉石混交のコンテンツを鵜呑みにすることはなくなります。それに惑わされることも少なくなるでしょう。

これが上記の質問に対する僕からのアドバイスです。

そしてその次の段階として「混濁併せのむ」っていうことが重要になってくるのですが、それはまた別の機会で…。

ブログの書き方についてはぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

参照:ブログの書き方 | 隠居系男子

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

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