雑誌「TURNS」連載第3回 株式会社アラタナ・山本稔さん「地方でいきいき働く人を増やす方法」

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日「TURNS(ターンズ) VOL.13 2015年7月号」が発売されました。

僕が担当している連載の第3回目も本誌に掲載されています。今日はその内容について、少しご紹介してみようかなと。

過去の連載はこちら。
雑誌「TURNS」で隠居系男子の連載始まります!第1回目はピースオブケイク代表・加藤貞顕さん | 隠居系男子

雑誌「TURNS」連載第2回。たからのやま代表・奥田浩美さん | 隠居系男子

「山本稔さんに『地方でいきいき働く人を増やす方法』について聞いてみた」

雑誌TURNS隠居系男子連載

第3回でお話をうかがったのは、株式会社アラタナ取締役の山本稔さんです。

山本稔さんは、鈴鹿工業高等専門学校専攻科卒業し、エンジニアリング会社、前川製作所勤務。その後、宮崎へ移住し、リクルートの求人誌「タウンワーク」の営業職に。そこで代表の濵渦伸次さんと出会い、株式会社アラタナを立ち上げ、現在アラタナの取締役をなさっている方です。

この連載は「IT×地方」という切り口で、毎回各方面で活躍する方にお話を伺っていくという方針で、株式会社アラタナさんは現代ビジネスなどで拝見しており、とても気になっていた地方(宮崎県)ベンチャー企業だったので、今回オファーさせてもらいました。

参考:アラタナ代表取締役社長 濵渦伸次 「宮崎で、創造的で新たな価値を生む1,000人雇用を目指す」| EPOCH MAKERS 2020 | 現代ビジネス [講談社]

丁度取材準備をしているタイミングで、「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイさんに完全子会社化が発表されて、とても良い時期にお話を聞くことができました。

「日本の人口減少」と「地方で働く人のキャリア形成」に対する問題意識。

今回のインタビューで特に印象に残ったのは、山本さんの日本の人口減少に対する捉え方の部分。

東京の一極集中に対する違和感についてのお話や、地方で「1,000人の雇用をつくる」という会社の目的意図など、人口減少に関する部分のお話は、優しく語ってくれているにも関わらず、とても鬼気迫るものがありました。

先日「灯台もと暮らし」で公開された以下の記事。この記事の中で、島根県海士町の株式会社「巡の環」の信岡さんが語っていた危機感にも非常に近く、これは地方のベンチャー企業だからこそ見えてくる問題意識なのだろうなと、とても興味深くお話を伺うことができました。

【島根県海士町】ヒトが絶滅危惧種?日本を変えないと海士町は変わらない:第2回 | 灯台もと暮らし

一方で、東京から離れてIターンやUターンで地方に移住してしまうことによって、自分のキャリアに傷がつくと心配している人たちが多いのも事実だし、その気持もとってもよくわかる。だからこそアラタナさんでは、地方でも「一流の仕事」ができるような職場環境を提供し、キャリアに傷がつくどころか、キャリアに箔が付くようになる職場づくりを意識していると言います。

このへんのお話は、これから地方のベンチャー企業が強く意識していくべき所だろうなと思ったので、ぜひ本誌を読んでみてください。

最後に

アラタナさんは、これからの地方のベンチャー企業の在り方におけるロールモデルになっていく企業だと思います。

地方で一流の仕事をしたい人、そして地方で一流の人材を集めた会社を作っていきたいと思っている人たちは、ぜひ読んでみていください。アラタナさんの方針はきっとあなたの参考になると思いますよ。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

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