今朝、ゆうこすさんのこんなツイートがタイムラインに流れてきました。
"ファン作り"と"コミュニティ作り"は違った。
という、ゆうこすの奮闘メッセージを書いている。私はいつだって前向きだ!
— ゆうこす♡菅本裕子 (@yukos_kawaii) 2018年5月6日
これは本当にそのとおりだと思います。
ゆうこすさんがその違いをどのように捉えているのかはわかりませんが、僕もこれは全力で同意です。
今日は自身の実体験をもとに、この向き・不向きの話をしたいと思います。
ファンづくりに躍起になって、空回りしていた20代。
そりゃあ、僕も人間ですから自己顕示欲丸出しで、「自分もファンを増やして、個人の時代の中で活躍するんだ…!」と意気込んでいた時期もありました。
でも、20代半ばにして気がついたんです。
僕にファンづくりの才能は一切ない、と。
こういうお仕事をしていると、多くのファンがいる方と一緒に仕事をする機会も多いのですが、みなさん人間的な魅力が凄まじくて、ファンをつくることに長けた圧倒的なカリスマ性を持ち合わせています。
そんな方々と自分を比較してみて「自分にはそんなカリスマ性はない…」と何度も悲しい気持ちになりました。
でも、そんなことにずっと悲観していても仕方ない!と開き直ってみたんです。
だったら、そんなカリスマ性を持ち合わせたひとと組むことにしよう、と。
「どんな人に多くのファンがつくのか?」は直感的にわかった。
不思議と僕は「どんな人に多くのファンがつくのか?」ということは、なんとなく直感的にわかりました。
そこから始まったのが株式会社Waseiであり、「灯台もと暮らし」です。
伊佐も小松崎も立花も、それぞれのキャラクターは違えど、人の心を掴む天才です。
彼らが多くのファンを獲得し大成するというのは、絶対の自信がありました。(もちろん今もその気持ちは一切変わりません)
だからこそ「彼らのファンをどうやって増やそうか?」ということだけに必死になってみたんです。右も左もわからないまま、そのための「チームづくり」に専念してみました。
そうしたら、「あれ?全然つらくないぞ…?」と思ったんですよね。
先日も、Waseiメンバーに30歳のサプライズ誕生日会を開いてもらって、小山内に「20代で一番つらかったことってなんですか?」と聞かれたんですが、本当に何も浮かばなかった。
少なくとも会社をつくってからは、つらいと思ったことが一度もありません。
他者の居場所をつくろうと必死になっていたら、自分の居場所が自然にできていたんです。
最後に
チームづくりやコミュニティづくりの方が向いているひとって確実にいると思います。
僕は間違いなくコミュニティづくりの方が向いていました。
今も「Wasei Salon」という才能溢れる若手メンバーと全く新しい形のサロンを始めてみましたが、楽しくて仕方がないです。
だからこそ、「他者の魅力はすぐに見抜けるのに、自分にその魅力がないことに気付き絶望している…」そんな方に伝えたいです。
あなたに向いているのは「ファンづくり」ではなく、もしかしたら「コミュニティづくり」のほうかもしれないよ、と。
僕も、「これからは個人の時代だ!」と叫ばれるようになって、「自分みたいな人間は、これからどうやって生きていけばいいんだろう…?」と20代ずっと絶望していたんですが、やっと一筋の光が見えてきた気がしています。
いつもこのブログを読んでくださっている方々に何かしらの参考になれば幸いです。