「故郷の訛り懐かし停車場の人ごみの中にそを聞きに行く」
僕は、歌人・石川啄木のこの短歌がなぜか昔から好きなんですよね。
意味は、「東京での暮らしをしている中で、どうしても故郷の訛りが聞きたくなって、列車に乗る予定もないのに、上野駅の人ごみの中にソレを聞きに行く」という意味です。
現代の「停車場」になれたら。
さて、昨日のライブ配信「#もとくらの深夜枠」は「IN&OUT ハコダテとヒト」の編集部のみなさんと一緒にお送りしました。
今夜は 「灯台もと暮らし」のライブ配信 #もとくらの深夜枠 で、「函館を客観視する」をテーマに話をさせてもらいます!出演はIN&OUT編集部(阿部・馬場)と、鳥井弘文さん、三浦菜さん。スタートは19:30(『鶴瓶の家族に乾杯』は録画で!)!質問やコメントもお待ちしてます!https://t.co/wJ9P905FFP
— 阿部 光平 (@Fu_HEY) 2019年6月10日
そして、この配信中にふと思ったんですよね。
この「IN&OUT」企画のライブ配信が、上記の石川啄木の歌のような場所になればいいなあと。
具体的には、この「IN&OUT」のライブ配信企画が定期配信企画となり、函館出身者のひとたちにとって、“停車場の人ごみ”になれたら。
きっと、今の「人ごみ」や「停車場」って、インターネットやFacebookのようなプラットフォームだと思うから。
東京で戦い疲れて、地元の“ソレ”を感じたい時に、ふと訪れて安心できる場所になったらとっても嬉しいです。
コメント欄に、コメントを残してもらえるだけでもいい。
もちろん、ウェブメディア運営者としては、この配信をきっかけに「IN&OUT」のことを知ってもらえて、彼らが定期的に開催している「トンネルセッション」というリアルイベントに、参加してもらえたらパーフェクト。
だけど、それはちょっとハードルが高いという方もいるはずです。
そもそも東京に住んでいないから、イベントに参加することは物理的に無理だという方も多いでしょう。
そんな方々には、このライブ配信だけでも観ていただいて、コメント欄にコメントを残していただけたら嬉しいなあと。
そうすれば、お互いに認知し合えて、互いに「函館」に触れることができると思うから。
実際に、昨日の配信中に函館出身者の方々がコメントを残してくれただけで、僕らはものすごく嬉しかったですし、とてもやりがいを感じることができました。
最後に
地元を離れて戦い疲れたときに、ふと地元(函館)を感じて、安心感を得ることができる場所に。
阿部さんたちなら、きっとそんな場所を創り出すことができると思うので、僕はこれからも全力でサポートしていきたいと思います。
まずは月1回ぐらいの配信を目指し、これからも定期的に配信していきたいと考えています。
次回は、7月の中旬から下旬にかけて配信する予定。
昨日の配信を見逃してしまったよ!という方は、ぜひ下記のアーカイブをご覧いただけたら嬉しいです。(※途中に配信トラブルがあったので動画が2つに分かれています)