昨日の「#もとくらの深夜枠」は、「カルチャーで働く」というテーマでライブ配信を行いました。
一緒に #susonolife を運営してる灯台もと暮らしが送る、生放送 #もとくらの深夜枠 。今夜のテーマは「カルチャーで働く」!
ゲストは
meets newの河野さん
HOTELSHE,の金井塚さん#服屋三浦 の三浦くんセンスや才能など〝信じるもの〟で楽しく働く彼らのお話は、楽しみだし、勇気をもらえそう。 pic.twitter.com/Ki0LwmZzq9
— 藤田 華子⛅ (@haconiwa_ohana) 2019年6月17日
今日は、昨日の配信を通してみんなで考えたことを、このブログにも少しまとめてみようかなと思います。
「どう届けるか?」が重要に。
ひと昔前は、「何を届けるか?」が重要でした。
それは言い換えると、商品のクオリティの部分。
でも今は、何を「どう届けるか?」の方が重要になってきています。
なぜなら、インターネットのような場所で、プロもアマチュアも「情報」を共有し合い、「素材」や「道具」などもドンドン高品質・高性能化してきて、ある程度のものは誰でも簡単につくれるようになってきたから。
世界観をつくりだし、文脈をつくって他者と共有すること。
「どう届けるか?」が重要になってきている現代において、大切なことは商品それ自体のクオリティではなく、世界観です。
その商品の文脈をいかに可視化して、その世界観を他者(お客さん)と共有することができるかどうか?のほうが重要になってくる。
そのための知識や感性、センスの部分がまさに、昨日の配信における「カルチャー」ということなのだろうなあと。
「バイブス採用」という先見の明。
どんな感性、感覚、センスを小さいときから積み重ねてきたのか?
それらは一朝一夕で養えるものじゃないから、実はものすごい「価値」です。
ただ残念なことに、今の就活(転職)ではその価値がはかれない。
数値化しにくかったり、言語化しにくかったりするところだからです。
そのため、多くのひとは就活で他者と差別化しやすい技能(語学や資格試験など)に飛びついていくんですよね。
でもそうやって計測が可能な技能は、コモディティ化しやすいのも事実です。
他の人材でも代替可能。いや人間だけではなく、ウェブサービスやAIやロボットなどとこれからドンドン代替可能になっていく。
だからこそ、今僕らが最重視したほうがいいのは、この感覚やセンスの方で。
そこにいち早く気がついて「バイブス採用」を始めた「HOTEL SHE,」の先見の明たるや凄まじいなあと。
技能は、あとからでも身につけることが可能。
小さい頃から、どんな価値観を自分の中で醸成してきたか?
それこそが自分の市場価値を上げていくと言っても過言ではないのかもしれません。
「そうは言っても、最低限の技能は必須だろう」そう思う方もいるかもしれません。
確かにそのとおりです。最低限の品質を担保するための技能は必要になってくる。
でもそれは、あとからいくらでも足していくことが可能なんですよね。
「入社してから学んでもらう」でも全く遅くない。
なぜなら、今の「道具」はそれぐらい簡単になってきたから。
最後に
昨日のゲスト3名がなんだかとっても輝いて見えていたのは、こんな理由からだったんだなあと。
昨日の配信を通して、僕自身とても腑に落ちました。
今回の話をもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ配信本編をご覧ください。
アーカイブはこちらから↓
いつもこのブログを読んでくださっている方々にも何かしらの参考になったら幸いです。