オウンドメディアの隠れた効用。

先週末、京都・兵庫に行ってきました。

今回は「イケウチな人たち。」の取材です。

そこでふと「オウンドメディア」の隠れた効用を発見しました。

今日はその気づきをこのブログにも書いておこうかなと。

取材に同席したひとは、必ず気づきや発見を得られる。

このブログではもうお馴染み、イケウチオーガニックの広報・牟田口さんは、「イケウチな人たち。」のすべての取材に同席してくれています。


参照:オウンドメディア成功のカギは、広報の方の熱量と行動力、そして使命感。 | 隠居系男子

牟田口さんにとって、この取材中に得られる気づきや発見、チャンスって計り知れないだろうなあって思うのです。

僕でさえ学ぶことが多すぎて、自分がお金を払ってでも同席したい取材ばかりですから。

広報の成長は、企業の成長に直結する。

そして、企業内の広報の方の成長って、それすなわち企業の成長に直結することだと思うんです。

なぜなら現代は、「何を届けるか?」よりも「どう届けるか?」のほうが重要になってきているんですから。

参照:【メモ公開】「これからのメディアを考える〜企業とお客さまはコンテンツでどうつながる?〜」でお話してきました。 | 隠居系男子

でも、多くの企業はこのチャンスには目もくれず、「商品の売上向上」や「企業のブランディング」ばかり注視する。

その結果、オウンドメディアの運用は代理店に丸投げして、「PVは上がったのか?」「商品の売上は上がったのか?」ばかりをチェックするわけです。会議室の中で。

現場の取材で得られる気づきや発見に目を向けないのは、本当にもったいないと思うんですよね。

これこそがオウンドメディアの一番の効用かもしれないのに。

取材の現場や、自社メディアの記事は、社員を成長させてくれる。

取材って、ものすごく「ひと」を成長させてくれます。

これは自分たちが運営するウェブメディア「灯台もと暮らし」の経験を通じても、ものすごく強く感じています。

もちろん、取材に同席していなくても「自社が運営するメディアの記事だから」という理由で何気なく読んでくれて、その結果、社員の方々も多くの気付きや発見を得られるでしょう。

経営者が社員にどうしても伝えたいことも、経営者が何度も口酸っぱく伝えると「親父の小言」みたいになって避けられるようになるけれど、「あれ…?この記事内で、○○さんが言っていること、いつも社長が言っていることと同じだな」って気づくと、自然に取り入れてくれたりするものです。

最後に

オウンドメディアをはじめることによって、相手のいいところをドンドン吸収し飲み込んでいける。

誤解を怖れずに言うと、バトル系漫画で中盤に必ずあらわれる能力をコピーするキャラクターみたいなものです。(「ドラゴンボール」だったら、セルみたいな)

一番成長するのはやっぱり、現場に直接足を運ぶひと。

いつもこのブログを読んでくれている方々にとっても、今日のお話が何かしらの気づきや発見につながったら幸いです。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。