「最近、学生の頃から僕のブログを読んでいました!って子から、楽しい仕事の話がたくさん舞い込んでくるようになったんだよね〜。」
5年ぐらい前に、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんと雑談しているときに何気なく仰っていたことで、今でも印象に残っている言葉です。
「学生時代から『隠居系男子』を読んでいました!」
あれから5年が経ち、僕もあのときのヒラクさんと同じぐらいの年齢になりました。
そうしたら、本当に似たようなことが起き始めているんですよね。
「学生時代から隠居系男子を読んでいて、いつか鳥井さんとお仕事がしたいと思っていました!」と言ってくださって、実際にお仕事の話を運んできてくれる方がいるんです。
しかも、そういった方々が運んできてくれるお話って、僕の趣味趣向を完全に理解してくれているから(というか趣味趣向が合うからこそ、読んでくれていたと思うんですが)めちゃくちゃ相性が良い仕事なんですよね。
僕自身も「そんな仕事がしてみたかった…!ありがとうございます!」と心の底から感謝してしまうようなものばかりです。
働くの本質は、どれだけ与えられるか?
そういえば、先日こんなツイートをしてみたんです。
働くの本質は、人からどれだけ奪い取れるのかを考えることではなく、人にどれだけ与えられるのかを考えることにある。そのために必死で自分の頭を使うこと、それに尽きる。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2019年7月2日
改めて、やっぱり無条件に与えることって大事だなあと思います。
そして、その上で自分がしっかりと生き残っておくことも大事。
どれだけ、自分が与え続けて、それがきっかけで相手が素敵なご縁を運んできてくれたとしても、
いまも僕が平日毎日ブログを書いていなければ、ウェブメディアの仕事をしていなければ、
いやもっと極端な話、この世に生き残っていなければ、僕はその方と一緒に仕事なんてできないわけですから。
最後に
与えて、与えて、生き残る。
働くの醍醐味は、これに尽きるような気がしています。
そんなことを考える今日このごろ。
このお話が、当時の僕のように、現在25歳前後の方々にとって、5年後にふと思い出すようなお話になったら幸いです。