僕が最近一番おもしろい「場」だと思った空間。

昨夜はこちらのイベントに参加してみました。

参照:デジタル時代における出版社・編集者の真価│東洋経済オンライン

目的はもちろん、糸井重里さんのお話を聞くこと。

実際にお話を聞いてみて、印象に残ったのは「まずおもしろい場をつくること。おもしろいところに人が集まる。」というお話でした。

このブログでも何度も何度もご紹介してきたお話です。

参照:2001年出版の糸井重里著『インターネット的』が驚くほどの預言書だった。 | 隠居系男子

EVERY DENIMの「#WIRED合宿」

糸井さんの話を聞きながら改めて「本当にそうだよなあ」と思い、自分の体験に思いを馳せていたら、まさに最近そんな空間に居合わせたことを思い出しました。

それがEVERY DENIMが主催する「#WIRED合宿」です。

この合宿、企画趣旨とかは特にありません。

EVERY DENIM兄弟が呼びたい同世代の若手を、浅草に新しくできた「WIRED HOTEL」に招いて、みんなに合宿という形式で交流してもらう、ただそれだけの企画です。

だけど、それがものすごく新しいし、面白いし、楽しいのです。

まさにこれが現代版の“おもしろい場所”だなあと実感しました。

全く異なる業種で活躍する若者たちが夜な夜な集まってきて、分け隔てなく交流することで、ここから何かが始まっていきそうな匂いがプンプンしているのです。

デニム屋さんという枠を越えて、おもしろい人・モノを知っている存在。

なんだか最近のEVERY DENIMは、デニム屋さんという枠を越えて、たのしそうなことや、おもしろい人・モノを知っている兄弟という存在になりつつあります。

間違いなく、いま勢いのある若手について知りたくなったら、彼らに話を聞きにいくことをオススメします。

それくらい、しっかりと価値観の近い感度の高い若手と交流していて、彼らを軸にコミュニティを形成をしている。(東京在住者だけでなく、地方に住んでいる若手も巻き込みながら、ネットも上手に活用しているところも今っぽい。)

「あー、糸井さんの言っていた話はこういうことなのかもなあ」と自身の実体験を通じて理解することができました。

最後に

「最近の世の中は、なんでも損・得で判断されすぎている。損・得だけで判断せずに幸・不幸という基準ももっと大切にしたほうがいい。」

同じく昨日の糸井さんの言葉で、印象に残った言葉です。

このWIRED合宿も、損得の基準で言えば何かビジネス的にうまみがある機会ではありません。でも、最高に多幸感に溢れる空間だったと思います。

そして、これから先、いつか彼らをビジネス的にも大成功するように導いてくれるコミュニティへと成長していくのでしょう。

このブログを読んでいる方々は、彼らのデニムだけじゃなく、そのコミュニティ形成の妙にもぜひ注目してみてください。

きっと何かしらのヒントがあるはずです。

スポンサードリンク