どうも鳥井(@hirofumi21)です。
海外で生活している日本人が一時帰国の際に一番悩まされるのが、SIMカードです。僕も中国・北京に住んでいた時、一時帰国するたびに悩まされました。
参照:MVNO SIMカードでケータイ料金を格安にする方法!海外組にもオススメ! | 隠居系男子
そんな中、現状の最適解であり決定版といえるようなSIMカードが先日販売されました。それがこの「Japan Travel SIM powered by IIJmio」。
訪日外国人向けのSIMカードではありますが、一時帰国する日本人にこそ最適なSIMカードだと思うので、今日はこのSIMをご紹介しておきたいと思います。
画像引用元:IIJ、訪日外国人向けにプリペイド型SIMカード「Japan Travel SIM powered by IIJmio」を提供開始 | 2014年 | IIJ
初期費用がかからない!
まず、海外に住む日本人方にSIMカードについて相談をされるとき、多くの方が勘違いしているなーと思う事があります。それが初期費用(事務手数料)の問題。
最近ではMVNO SIMカード(格安SIMカード)の存在自体は知られつつあり、なんとなく月額1000円程度で運用できるSIMカードがあるということは知っている方が多くなりました。
しかし、そのSIMカードを導入する時に初期費用がかかるということを知らない方がほとんどなんです。
「1,000円ぐらいで1GB使えるSIMカードが日本では出てるんだよね?電話も必要なくて、とりあえずLINEさえ使えればいいから、それにしようかと思ってる!ただ、メーカーが多すぎてよくわからないから、どこのメーカーを選べばいいか教えて!」
これが、一時帰国する日本人からよく受ける質問です。
しかーし!この1,000円という料金の中には初期費用は含まれていないのです。そして多くのメーカーが初期費用は3,000円に設定しています。
つまり、月額費用1,000円程度にプラスして、初期費用として3,000円がかかるわけです。
その時点で既に4,000円を超えるわけですが、今回の「Japan Travel SIM」の場合であれば実質販売価格3,800円程度。
一見高そうに見えますが、2GBも通信容量が使えて、更に最低利用期間などもないので十分割安といえるのです。
アクティベーションが不要!
さて、帰国時に新しいプリペイドタイプのSIMを購入して、意外と面倒なのがアクティベーション作業です(回線の開通手続き)。
大抵の場合、これは特定の電話番号に電話をするか、オンライン手続きの必要があります。しかし、帰国後はそのアクティベーション作業をするための通信環境がないわけです…。
僕自身も過去に日本通信のプリペイドSIMを購入して、アクティベーションするためにWi-Fiを探しまわった記憶があります。
そこから050+のアプリを使って電話をかけ、やっとアクティベーションが完了するわけですが、これが非常に面倒くさい…。
しかし、この「Japan Travel SIM powered by IIJmio」であれば、その必要はありません。SIMフリー端末に入れてあとはAPNの設定さえしてしまえば、すぐに使いはじめることができてしまいます。
最後に
パッケージの見栄えは完全に訪日外国人向けですが、日本に一時帰国する日本人にこそ使い勝手の良い素晴らしいSIMカードだと思います。
たとえ一時帰国期間中に2GBの容量を使い切ってしまっても、このSIMは従来のプリペイドSIMカードとは違い、リチャージも可能なのでその点でも安心。
ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの大手家電量販店で取り扱っているので、成田や羽田空港についたあと主要駅までいったら確実に手に入ると思います。
ぜひ海外に留学している友人などにも教えてあげてください。以下の記事にも詳しく書いてあるのでご一緒にどうぞ。
参照:訪日外国人用のデータ通信専用プリペイドSIM『Japan Travel SIM』家電量販店では約3,800円 | shimajiro@mobiler
ちなみに、日本国内に住んでいる方にオススメのMVNO SIMカードはこちら!
参照:MVNO SIMカード時代到来!月額1900円の「みおふぉん」でもう十分! | 隠居系男子
それでは今日はこのへんで。
ではではー!