今朝こんなツイートが流れてきて、とても共感してしまいました。
「何で?」は、会話の中で一回だけと決めている。何で?が続くと、何の進歩も成果も得られない不毛のコミュニケーションになってしまう。「何で遅刻したの?」「寝坊しました」「何で寝坊したの?」「夜遅くまでゲームしていました」「何でゲーム止めなかったの?」。延々と続く何で?に意味はない。
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2018年7月9日
これはめちゃくちゃ共感する。自分の中で考えを深めるときは、「なんで?」を複数回繰り返すのはものすごく効果的なんだけど、会話の中ではそれが逆効果となってしまう。普段から考える癖がついているひとほど、悪気がなく「なんで?」って繰り返し聞いてしまうから、ホントに要注意。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年7月10日
自分から進んで「なんで?」って考える癖をつけてもらうしかない。
「でもそうしたら、本人が『なんで?』って考える機会を逸してしまって、結局本人にとっても良くないことじゃないか…!」
「これが仕事の場面だったら、自分やほかの社員にまで被害が及んでしまうじゃないか…!」
そんなふうに考える方もいるかも知れません。
それに対しての僕の答えは、普段から「なんで?」って考えることが大切だといろいろな形で本人に伝えておくしかない、です。
しかも、直接本人に対して口酸っぱく伝えるのではなく、自分から気になってしまう形で、ヒントをそっとそばに置いておくようなイメージで。
そうやって、必要なタイミングで自ら「なんで?」って考える癖をつけてもらうしかない。
こっちから無理やりこじ開けようとしてみても、絶対にうまくいきません。
そんなことをしたら、逆にドンドン拒絶反応が強くなってしまうだけでしょう。
「なんで?」は決して繰り返さない。対人関係のコミュニケーションのときほど絶対に忘れずに、常に心掛けておきたいものです。
最後に
相手に押し付けるのではなく、自分が淡々とその姿勢を貫いて、自然と相手から興味を持ってもらう。
気が遠くなるような話ですが、何ごとにおいても、そんな根気強さが大切なんだと思います。
いつもこのブログを読んでくれている方々にとっても、何かしらの参考になれば幸いです。