昨日、SUSONOのイベントで「松原 亨(『Casa BRUTUS』編集長)× 佐々木 俊尚「未来の住まい、心地よい住まい」というイベントを開催しました。
本日は、コミュニティSUSONOの【トークイベント】松原 亨(『Casa BRUTUS』編集長)×佐々木 俊尚「未来の住まい、心地よい住まい」開催してます。https://t.co/VorlJIS2n6#susonolife pic.twitter.com/zs6Ck0bTNJ
— haconiwa / 箱庭 (@haconiwa_mag) 2018年1月25日
今日は、このイベントに参加してみて、個人的に気になった部分をこのブログに書き残しておきたいと思います。
今センスのいい人は、アナログ音響にこだわっている。
Casa BRUTUS編集部には「センスのいい人」リストというものがあって、その人達が新居を構えると絶対に取材するらしいのですが、最近その人たちに共通している点が「アナログの音響にこだわっている」という点らしいのです。
「ひと手間かける、わざわざする楽しみ」を重視しているのだそう。
「究極に効率化されていく社会の中で、逆に効率の悪いものが愛おしく感じるという現象はおもしろい。」と佐々木俊尚さんが仰っていましたが、本当にこの流れはこれからドンドン加速してくるのだろうなあと。
このブログでも以前書いた、北海道下川町の「薪屋」さんの話や、鹿児島に移住したシモツくんの話にも非常に近いなあと感じながら聞いていました。
地域へ移住する人にも意識して欲しい「生産性」の話。 | 隠居系男子
隙間があると埋めたくなる。富の象徴ではなく、クリエイティブ欲を発揮するための広い家。 | 隠居系男子
キーワードは「ヒュッゲ」?
そして、この時のキーワードになるのが「ヒュッゲ」なのかもしれないなと。
参照:日本にもくる?欧米でブーム「ヒュッゲ」とは | The New York Times | 東洋経済オンライン
東京はこれから更に「シェア文化」を中心にドンドンと効率化を重視した社会に変化していくのでしょう。
一方、地方では東京では実現不可能な「ヒュッゲ」的な思想を体現する空間が中心になってくるのかもしれません。
もちろんどちらか一方で満足できるという人もいるのかもしれませんが、現在東京に住む人たちにとっては、どちらか一方だけでは物足りないという人も多いはず。僕もそのひとりです。
そんな時に2拠点居住を実践してみるということが、ひとつ賢い手段になるのかもしれません。
「住まいの在り方」の変遷を聞くことで、これからの住まいについて考えるヒントを得ることができました。
最後に
昨日のイベントの様子は、後日「SUSONO」内ですべて動画配信される予定です。
気になる方はぜひご登録してみてください。