どうも鳥井(@hirofumi21)です。
昨日「FASHIONSNAP ~ウェブメディアを味方につけるには~」というセミナーに参加してきました。
今朝、そのセミナーの感想を連続ツイートしてみたので、このブログにまとめておきたいと思います。
セミナーで印象に残ったお話。
昨日デザビレで行われたイベント「FASHIONSNAP ~ウェブメディアを味方につけるには~ 」がすごくおもしろかった。: https://t.co/8UaIMFtcyA
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
ファッションスナップさんの特集原点は実は行列レポートらしい。H&M原宿店のオープン時、取材したかったけど、ウェブメディアだからという理由で許可がおりず、だったら行列レポートにしようと。創業メンバーのお二人が近くのジョナサンに拠点を構えて、深夜から朝まで取材したらしい。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
「できない」はない。できる方法を探ること。これがファッションスナップ編集部が大切にしていることだと仰っていました。本当にそうだよなあ。やり方を一つ一つ自分たちで見つけていったところが、やっぱり一番強い。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
あと、ウェブならではだなと思ったのは、炎上を避けるために、ランキングではなく、打線を組むという見せ方を採用したこと。本当はランキングもやってみたいけれど、フォロワーが多いメディアだとその内容次第では燃えてしまう。だから打線を組むという見せ方を採用したらしいです。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
これも、ネット時代の新しい見せ方のひとつ。今では、この特集に出たいというクリエイターさんもかなり多いのだそう。:【2016年版】注目される期待の若手ブランドベスト9 メンズ豊作年になるか? https://t.co/HbiTYhYh3h
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
あと、最近始まってずっと気になっていた白T特集。これはファッションスナップ編集部の記者の方が「今年は白Tをいっぱい買うぞ!」っていう話から、「じゃあ、それ企画にしちゃいなよ!」と盛り上がって始まった企画らしいです。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
ということで、この企画で使用されている白Tは、全てその記者さんの私物だそう。白Tだけで30着、約17万円掛かっているみたいです。もちろん自腹で。編集会議で盛り上がったら、二言目には「経費で行ってきていいですか!?」と聞いてくるうちの編集部にもぜひ見習って欲しい。笑
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
この連載、やっぱりいちばん注目度が高いというか反響が大きいのは、「チク透けレベル」らしいです。笑:ファッションギークへの道 白T編 -visvim- https://t.co/auJcDwoHq6
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
あと、会場がデザビレだったのでこれからブランドをつくっていきたい人たちも多く集まっていて、「どうすればメディアで取り上げてもらいやすくなるか」というアドバイスも大変興味深かった。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
Instagram・Twitter・Facebookを「カタログ・ニュース・パーソナル」と使い分けるべきというお話もそうだけど、「リニューアルするタイミングでは全部のSNSを同時に一新すべき」というのも、今の時代ならではのアドバイスだなと。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
また、「mame」のデザイナー・黒河内さんのインスタも参考になると。彼女がどこに行って、何をして、どう感じたのか?それがわかるように更新されている。なのでメディア側も「だからこういうコレクションなんだ!」ってすぐに理解できるのだと。 https://t.co/c9efMq3jsF
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
あとは質疑応答で「KPIはどうしているんですか?」と質問された時に、ユーザーのロイヤリティ(忠誠心)を一番大切にしていると仰っていたことも、とても印象的でした。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
PVやUUの数ではなく、「自分がいま何の媒体で、何の記事を読んでいるのか」それをちゃんと意識している人、その母数を増やすことに注力していると。具体的にはブックマークしてもらって、媒体のトップから入ってくれるユーザーがどれだけいるのかが重要になってくると。これは心底同意でした。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年8月10日
最後に
なんというか、昨日のセミナーには夢がありました。
どういうことかというと、実はファッションスナップさんはもともとデザビレに入っていた会社で、デザビレの卒業生なんです。
(デザビレがどんな場所なのかについては、下記の記事を読んでみてください。)
参照:【蔵前】台東デザビレ村長に聞く、クリエイターが集まる「徒蔵」の未来 | 灯台もと暮らし
最初は、6畳の小さな部屋に男3人で集まって始まったウェブメディア。
それが今では、新宿にオフィスを移し、約30名の方々がそのオフィスで働いているそうです。
ファッションスナップさんは、このようなセミナーやトークイベントのお話は基本的にお断りしていると仰っていました。
しかし今回は「自分たちの縁のある場所だから」という理由で、このお話をお受けしたのだと。
その姿がとても夢を与えるなと思ったんです。
「『できない』はない」をモットーに、今では日本を代表するファッションメディアに成長した、そんな姿にとても良い刺激を受けることができました。
「灯台もと暮らし」も日本を代表する「暮らし」系メディアになれるよう頑張りたいと思います。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!