カテゴリー別アーカイブ: 書評

『円空を旅する』を読んで。

12月23日、「読む」をテーマにしたSUSONOのトークイベントが開催されました。

有料会員さん向けイベントなので、ここで詳細について書くことはできないのですが、佐々木俊尚さん、松浦弥太郎さんの「読む」に対するスタンスの話を聞きながら「本はどのタイミングで読むのかが大切だよなあ」と改めて感じました。

そんな気持ちで、ふと自宅の本棚の前に立ってみたんです。

そこで目に入ってきたのが、この本。

ずっと積読になっていた本だったのですが、今回は背表紙を観た瞬間に「今読まなきゃ」と思いました。

こればっかりはなぜだかわからない。

実際に読み終えてみると、まさに今このタイミングで読むべき本だったように思います。 続きを読む

日本の簡素・簡潔には「シンプル」と「エンプティ」という感覚がある。

最近、こちらの書籍を読みまして。

これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講 | 東浩紀, 池上高志, 石川善樹, 伊東豊雄, 水野和夫, 佐々木紀彦, 原研哉, 深澤直人, 平野啓一郎, 松井みどり, 山極寿一, 菅付雅信| Kindleストア | Amazon

どの対談も非常におもしろい内容なのですが、特にグラフィックデザイナー・原研哉さんと菅付雅信さんの対談がおもしろかったです。

今日はその内容のご紹介と、自分の感想を少しだけ。 続きを読む

ファンにファンだと公言してもらうために。

先日、佐藤尚之さん著『ファンベース (ちくま新書)』を読みまして。

評判どおり、とってもおもしろい本でした。

「ファンコミュニティ」における学びが非常に多く、このブログをいつも読んでくださっている方にはきっと楽しんでもらえるかと思います。 続きを読む

「超グローバル」と「超ローカル」の世界で。

家入一真さんの新刊「なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」を読みました。

最近の家入さんの主張がキレイにまとまっているので、ぜひ皆さんにも読んでみて欲しい一冊です。

参照:雑誌「TURNS」連載 第15回 家入一真さんに「ウェブメディア運営の心がまえ」について聞いてみた。 | 隠居系男子

今日はこの本を読んでみて、自分がこのブログで今まで書いてきたことがいろいろと繋がるきっかけになったので、すこしだけまとめてみようかなと。 続きを読む

なぜ企業組織は必要なのか?独立・フリーランスブームのその先を考える。

昨日、桐谷ヨウさんの下記のブログを読みまして。

「なんで会社員に戻ったの?」「自分の身を預けてみたいと思ったからです」 – 桐谷ヨウ blog

ヨウさんがこのブログを書くきっかけとなったサイボウズ式さんの対談記事もとても示唆に富んでいておもしろいです。ぜひ合わせて読んでみてください。

「なんで会社員に戻ったの?」「コスパがいいからです」──フリーランスから週4会社員×アフリカから出戻り社員、満足ではなく納得しながら働くには | サイボウズ式

今日は、このブログを読んでみて思ったこと、独立やフリーランスになることについて、最近自分が考えていることを書き残しておこうかなと思います。 続きを読む

不均衡から「期待」は生まれる。

昨日のブログでもご紹介した投資家・藤野英人さんの「投資バカの思考法」という書籍。

参照:何かを決断する時に大切な4つの基準。 | 隠居系男子

実はもうひとつハッとしたお話がありまして。

それが今日の題名にもあるとおり、「不均衡」についてのお話です。 続きを読む

何かを決断する時に大切な4つの基準。

先日、VALUのタイムラインで以下のような投稿をしました。

なかなかうまく伝えられる自信がないんですが、こんなご時世だからこそ、これを買えば儲かるんだろうなっていうものに、欲をだしたらダメだと思うんですよ。

イベント登壇前だったのでコメントは差し控えましたが、騒動のタイミングでヒカルさんのVALUを買っておけば儲かる、それは誰の頭にもよぎったことだし、彼の性格やVALUの理念上、絶対に救済措置が取られるということはわかっていたことです。

少なくとも絶対に損はしないだろうなって。

でも、それをやりはじめたら、なんというか、キリがないと思うんです。「これをやったら儲かるんだろうな」という発想だけしかないものには、はじめから手をださないこと。

そんなことが、これからとっても大事なことになってくるような気がしています。

最近、この理由について自分の中でずっと考えてみました。 続きを読む

東大生がバイトするなら、家庭教師よりもスタバのほうがいい理由。

先日、東京大学総合教育研究センター准教授・中原淳さんと元プロ陸上選手・為末大さんの対談本「仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン」を読みました。

この本の中にとても腑に落ちる話が書かれてあったので、このブログでも少しご紹介してみようかと思います。 続きを読む

協調性を捨て去り、社交性を身につけて、それでも僕らは生きていく。

昨日、某ウェブメディアさんの対談企画で「多様性」についてお話してきました。

今回、この対談をするにあたり、読んでみた参考文献のひとつが平田オリザさんが書かれた「わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か」。

今日は、この本の中でめちゃくちゃ腑に落ちる部分があったので、その部分を少しだけ引用しつつ、私見を述べてみたいと思います。 続きを読む

だから、他の地域の成功事例は役に立たない。地域を本気で変えたいと思うリーダーたちに、僕が全力でオススメしたい本。

今日は、最近読んだ本の中で、全力でオススメしたい本をご紹介してみようと思います。

それが「ミスターミニット」を運営するミニットアジアパシフィック代表取締役社長・迫俊亮さんの「やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力」という本です。

書籍のタイトルにもあるように、リーダーを任されている人たちにはぜひ読んでみて欲しい本のですが、僕はそれ以上に地方で自分たちの町を変えていこうとしている若い人たちにぜひ読んで欲しいと思っています。

今日は本書の一部を引用しつつ、なぜ本書が地方を変えたいと思っている若い人たちにオススメなのか、その理由を少しだけ書いておこうと思います。 続きを読む

「かっこよさ」より「わかりやすさ」が大切。

先日、下記の記事を読みまして。

「北欧、暮らしの道具店」を作った本:通信販売編『インターネット的/糸井重里』など3冊 – クラシコムジャーナル

この記事がとてもおもしろかったので、ここで紹介されていたピーチ・ジョン創業者である野口美佳さんの「男前経営論―ピーチ・ジョンの成功哲学」という書籍も読んでみました。

やっぱりこの本もすごくおもしろくて、非常に共感する部分が多かったので、このブログでも少しご紹介しておきたいなと思います。 続きを読む

僕とスズキさん。

たぶん、タクスズキさんと初めてお会いしたのは、2014年のちょうど今ごろだと思う。

彼のブログも僕のブログもまだまだ規模が小さくて、ほとんど誰も知らないタイミングだった。

でも、同時期にブログを開設していて、同じ学年だったということもあり、当時からネット上では認識し合っていて、会ったときもすぐに意気投合した。

何時間も一緒にお酒を飲み続けながら、お互いの持てる知識を余すところなく提供し合って、本当に楽しい夜だったことを今でも鮮明に覚えている。

結果的に、今もずっと敬語のままだし、頻繁に一緒に飲みに行くという仲ではないけれど、その後もずっと意識し合っていて、僕はスズキさんのことを良きライバルだと思っている。 続きを読む

経営者にとっていちばん大切なのは、顧客ではなく社員である。

どうも鳥井です。

若い頃から、趣味で色々なビジネス本や経営本を読んできましたが、そこで得られた知見が実態に即さないなあと思う場面もしばしば…。

僕が実際に起業してみて、「今は本当はこうなんじゃないのかなぁ…?」と漠然と思っていたことが全て書いてある本を見つけました。

そんな本を、今日はご紹介してみたいと思います。

ビジネス・フォー・パンクス | ジェームズ・ワット, 高取 芳彦, 楠木 建 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon 続きを読む

「どこでもオフィス」から「フィールド」へ。僕らが「移動する編集部」を始めた理由。

どうも鳥井です。

今日は、冬休み中に読んだ、「片づけHACKS!―がんばらないで成果が上がる「場を整える」コツと習慣」をご紹介してみようかなと。

本書はHACKS!シリーズの最新刊で、8年ほど前に流行したライフハックの火付け役となった本。

「整理HACKS!」や「STUDY HACKS!」はとても懐かしいですね。このブログを読んでいる方なら、読んだことがある方も多いのではないでしょうか。

8年前、今では当たり前となった「ノマド」という新しい働き方が台頭してきた頃。

固定のオフィスに縛られることなく「どこでもオフィス」と称して「カフェやコワーキングスペースなど、どこでもオフィス同様の作業をできるようにしよう!」その具体的なノウハウが書かれていたのが、このHACKS!シリーズです。

本書は、その著者である小山龍介さんの最新刊。

もうこの手の本はいいかなと思っていましたが、本屋で見つけた瞬間に学生時代の懐かしい記憶が蘇ってきて、ついつい買ってしまいました。

そしてパラパラとめくってみたら、今の僕らにとってとても大事なことが書いてあった。

今日はそんなお話少しだけ書いてみようと思います。 続きを読む

地域へ移住する人にも意識して欲しい「生産性」の話。

どうも鳥井です。

先日発売された、ちきりんさんの新刊「自分の時間を取り戻そう」を読み終えました。

Kindleでも1位をとり、ネット上でも話題になっています。

今日は、この本を読んで自分なりに感じたことを少し書き残しておきたいと思います。 続きを読む

ウェブメディアは研究成果を発表する場に。

どうも鳥井です。

連続テレビ小説「とと姉ちゃん」はもう終わってしまいましたが、引き続き花森安治という人の影を追っています。

そこで今日は、最近読んだ「花森安治伝―日本の暮しをかえた男―」という書籍にあった、初期の「暮しの手帖」の研究室について少し書いてみようと思います。 続きを読む

染谷昌利さんの新刊「世界一やさしいブログの教科書」で、隠居系男子を紹介していただきました。

どうも鳥井です。

染谷昌利さんの新刊「世界一やさしい ブログの教科書 1年生」で、この隠居系男子もご紹介していただきました。

参照:10作目「世界一やさしい ブログの教科書 1年生」が2016/8/11に発売されます | 染谷昌利公式ブログ

僕自身、染谷さんの「ブログ飯」を読んでブログを始めた一人なので、今回のような機会は大変嬉しく思います。

今日はその告知のつもりで書いているのですが、告知と言いましても、本書が出版されてからもうある程度時間が経ってしまっているため、本書に掲載されている他のブロガーさんたちが既に色々と記事を書いてしまっています。

本書の詳しい内容については、ぜひそちらの記事を読んでみてください。

今回僕がお伝えしたかったことは、本書を読了された方々が書いていた書評記事をいくつか読んでみて思ったこと。それについて今日は少し書いてみようと思います。 続きを読む

自分の好きな仕事に就くためには、自分のために仕事をしないこと。

どうも鳥井です。

最近「自分を捨てる仕事術-鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド-」という書籍を読み終えました。

この本は、アニメプロデューサーの石井朋彦さんが書かれた本で、彼がスタジオジブリに務めていた頃、ジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんから学んだことを中心に、彼の仕事術を一冊にまとめた本です。

これ、大げさではなく全社会人の方、必読本だと思います。

少なくとも、このブログに興味を持ってくれているような方々は、全員読んでおいて損はありません。

なんといっても、鈴木敏夫さんに自分が怒られているような感覚で読むことができる、この疑似体験が素晴らしい!

今日はその中でも、特に刺さった「自分のために仕事をしない」という話について少し思ったことを書いてみようと思います。 続きを読む

「内向的な人ほどリーダーになるべき時代」と「若いメンバーは何に飢えているのか」というお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

以前もこのブログで紹介したことがある、有料ポッドキャスト番組「藤沢久美の社長Talk – 社長から学ぶ、生き方、働き方 –」。

そのパーソナリティである藤沢久美さんが書かれた書籍「最高のリーダーは何もしない」を読み終えました。

参照:ソフィアバンク藤沢久美が語る、新しい事業の始め方と、グローバル時代に求められるアジア的発想 | 隠居系男子

いくつも共感した部分はあるのですが、今日はその中から2つのテーマをとりあげてご紹介してみようかと思います。 続きを読む

西野亮廣さんの新刊「魔法のコンパス」で、ブログ「隠居系男子」の記事をご紹介していただきました。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日ブログのエゴサをしていたら、以下のツイートを発見しました。

ん?と思い、本屋に行ってみたら本当に自分の名前が書かれてあってビックリ。

続きを読む

「現代との格闘」と「今日性」の関係。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日もご紹介した「ジブリの仲間たち」という書籍。

参照:『ジブリの仲間たち』から学びたいのは、知識じゃなくて知恵の部分。 | 隠居系男子

この本の中で、「千と千尋の神隠し」のストーリーを決める時のお話が、とても印象深かったので、今日はその部分を少しご紹介してみようと思います。

そして、題名にもあるように「現代との格闘」と「今日性」の関係についても少し考えてみたいと思います。 続きを読む

『ジブリの仲間たち』から学びたいのは、知識じゃなくて知恵の部分。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

まだ第3章までしか読み終えていないのですが、いま「ジブリの仲間たち (新潮新書)」という本を呼んでいます。

「僕はこうやって、映画を売って来た。名プロデューサーがはじめて明かす宣伝と広告のはなし。」と帯に書かれている通り、スタジオジブリの鈴木敏夫さんが、制作サイドからではなくプロデューサー視点から、スタジオジブリの30年間を振り返りまとめている書籍です。

僕が読み終えた部分は「風の谷のナウシカ」から「もののけ姫」まで。時代で言えば、80年代のバブル期から、90年代後半までのお話です。

今とは全く状況が異なります。もちろん、インターネットやSNSがなかった時代なので、広告や宣伝を行う場合もマスメディアを活用したものばかり。

言ってしまえば、畑違いも甚だしいです。

ではなぜ、いま僕はこの本を貪るように読んでいるのか?今日はそんなお話を少しだけ書いてみようかと思います。 続きを読む

最近気になるロボットの話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、奥田浩美さんのインタビューを読んでいたら、ロボットに関してとても興味深いことが語られていました。

今はまだ、ロボットに対して人間が何かをしてあげられる時期なんです。だからこそ、介護施設などでロボットを活用することにはとても意味がある。これからは少子高齢化が進んで子どもが減り、面倒を見てあげる存在が減少する時代です。そういうとき面倒を見てあげたくなるロボットがいることで、人と人のつながりやコミュニケーションが生まれていくと思うんです。

私は、何かに貢献したいと思う気持ちこそが人間の本質だと思っています。多くの開発者は、完璧なロボットをつくろうとしがちで、だから介護ロボットというと、歩行を助けるロボットやおむつを換えてくれるロボットなど、面倒を見て「あげる」存在ばかり。私はそうではなくて、逆に人間から面倒を見て「もらう」ロボットがひとつの領域として絶対にあるべきだと思います。

実はロボットって、国や文化によってイメージが違います。日本人には、そういうふうに人とコミュニケーションして共存するロボットが受ける。アトムやドラえもんの世界が根底にあるからでしょうか。一方で、米国では、ロボットは戦うための兵器のようなイメージがあって、実際に開発現場を見ると、歩いてくるものを突き飛ばして起きてくる、走ってくるロボットを蹴り上げる、といったどこか戦闘的なロボットがつくられている。また、ヨーロッパでは移民の延長の視点で、人間の代わりの労働力になるロボットをつくりたいという発想が根底にあって、だから「そもそもロボットに顔は必要だっけ?」みたいな感じなんです。

引用元:限界集落という「未来」から見える、シビックテックの底力~ウィズグループ代表取締役 奥田浩美氏 – 電通報

このお話を読んだとき、なんだか純粋にワクワクしたんですよね。

「人類は、ロボット(AI)に滅ぼされる」みたいな未来予測もありますが、もしそうじゃない未来があるとすれば、きっとこっちのベクトルだろうなあと。 続きを読む

マスメディアで紹介されても閑古鳥が鳴く店もあれば、たった数人のブロガーに紹介されて予約殺到する店もある。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

今、ブロガーさんたちの間で話題のお店、みなさんご存知ですか。

そろそろ渋谷道玄坂にある界隈では店名非公開ってことになってる絶品食材でお任せコース+飲み放題で5000円の天国みたいなお店について書いておくね | タムカイズム

ネットで “天国” と話題の店名非公開のお店で昇天してきた!絶品食材&飲み放題なのに5,000円という奇跡 | gori.me(ゴリミー)

はあちゅう 公式ブログ – 人気ブロガーたちの心を奪いまくっている【店名非公開】のお店を探り当てた件 – Powered by LINE

「店名は伏せる」という暗黙のルールができているので、僕も店名は書きませんが、一緒にChatCastチャンネルをやっているタムカイさんに連れて行ってもらったことがあり、本当に良いお店でした。(日本酒の「どピンク」を初めて飲ませてもらったのも、このお店。)

ブロガーさんたちの記事による影響で最近は予約殺到中らしいです。(お店のFacebookページには「予約システムの変更のお知らせ」が流れてくるほど…。)

今の時代、たとえマスメディア(「王様のブランチ」とか)で紹介されたとしても、閑古鳥が鳴くお店もあれば、たった数人のブロガーさんが同時多発的に記事を書くだけで、名前を伏せているにも関わらず、予約が殺到してしまうお店がある。

とっても面白い時代ですよね。今日はそんな個人の影響力によるムーブメントのお話について少しだけ書いてみようと思います。 続きを読む

「自由になるトレーニング」を読んで思ったこと。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、「自由になるトレーニング」という対談形式の電子書籍を読みました。ブロガーのイケダハヤトさんと、四コマ漫画エッセイストのヒビノケイコさん、そして、僧侶のプラユキ・ナラテボーさんの対談をまとめた本です。

これがとてもおもしろかった。何がおもしろかったって、お三方それぞれが全く別の性格なのに、しっかりとそのバランスが取れているところです。

価値観が自分と異なる人と付き合う方法、互いの違いを認め合いながら、一緒に成長していける関係性とはどんな関係性なのか。

それを学ぶ上でとても参考になる書籍だと思ったので、今日はこの電子書籍を少しだけご紹介してみようと思います。 続きを読む

「随筆」と「エッセイ」の違い。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、松浦弥太郎さんの「日々の100」を読んでいたら、「随筆」と「エッセイ」の違いについて書かれていました。

これを読んで、目の前の霧が一気に晴れていく感覚がしたので、このブログでも少しご紹介してみようと思います。 続きを読む

批判的な意見を見つけたときの心構え。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、松浦弥太郎さんの「もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。」という本を読みました。

とても良い本なので、いま25歳前後だという方にはぜひ読んでみて欲しいです。

会社員の方でも、フリーランスの方でも、参考になる部分が必ずある本だと思います。どちらの立場も経験している松浦さんだからこそ、このような本が書けるのだろうなと。

今年の4月から新社会人だという方には、岩瀬大輔さんの「入社1年目の教科書」と一緒に読むことをオススメします。

さて今日は、この書籍の中に書かれていた「21/50 決して争わない」という章の中から、このブログの読者の方にもご紹介しておきたい部分があったので、少し引用させてもらおうと思います。 続きを読む

ファーさんの新刊「でも恋」は、25歳以上の恋愛に悩む全ての男女に全力でオススメしたい本。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨年、「退屈と消費と、恋愛と。」というイベントや、「ブロガーズフェスティバル」でもご一緒に登壇させてもらったファーさんの新刊「仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。」を一足先に読ませてもらいました。(通称「でも恋」)

これがビックリするぐらいの良書だったので、今日はそのご紹介です。 続きを読む