スカイメイトが好きだった。有志による積み立ての可能性。

学生時代、時間を持て余していた僕は、「明日から実家(北海道)に帰ろうかな…?」と思い立って、スカイメイトを使って、翌日には実家に帰るというようなことが頻繁にありました。

今考えると、この仕組みがものすごく便利だったなあと。

ちなみにスカイメイトとは、当日分に空席があれば26歳未満の男女に限り、格安で航空券を購入できるというサービスです。

参照:スカイメイト – JAL国内線

3ヶ月先の予定は全く見えないけれど、今日から3日間は東京を離れられる。

僕らのような働き方をしている人間は、3ヶ月〜半年先の予定は全く見えません。

でも、「明日から3日間〜1週間ぐらいは、別に東京にいなくてもいいや」って思える瞬間が結構ある。(※仕事はする)

だけど、今の航空券の割引って一般的なサラリーマンの働き方を想定しているため、早めに予約すればするほどお得という仕組みになってしまっている…。

サラリーマンの方々にとっては、その方がありがたいのかも知れないのですが、僕らにはちょっと使いにくい仕組みになってしまっています。

サブスクリプションで、大人版スカイメイトの可能性。

だから、いま大人版スカイメイトのようなサービスがあるとめちゃくちゃ便利だなと。

ただ、それが無理なこともなんとなく理解できます。

26歳以下に限定されているからこそ、成り立っている仕組み(ビジネス)なんだろうなあと。

「じゃあサブスクリプションだったら、どうなんだろう?」って思ったんです。

たとえば「月額1,000円支払ったら、スカイメイトカードを大人も持てるようになる」というような。

年間12,000円の出費でスカイメイトカードが持てるなら、今の時代に申し込む大人は結構多い気がします。

有志で似たような積み立てサービスを作ることはできないのか?

そんなことを考えていたら、さらに気がついたんです。

これってつまり、積み立てをしているようなものだなって。

いつか訪れるかもしれない当日購入の航空券のために、年間12,000円の積み立てていることと同義。

じゃあ個人で積み立てればいいじゃないかと思うかもしれないのですが、いつ・どこにいくかわからない目的のために積み立てをすることはできない…。

人の意志はそこまで強くはありません。

だったら、この積み立ての仕組みを集団で作れないものか?と思ったんですよね。

たとえば、同じような働き方(生き方)をしているひとたちが、30人ぐらいの顔の見える関係性で集まって、Gojoのようなサービスを使って、毎月1,000円ずつを積み立ていく。

そのメンバーの誰かが当日空港券を買いたくなったら、その場でWant(請求)して、その積み立ての中から購入する、というような。

持ちつ持たれつ、お互いさまの精神で。

これまで、このような仕組みをつくることができなかった理由って、そこで絶対にズルするヤツが現れるからです。

でも今の時代、お互いの顔が見えていれば、そんなことも起きないような気がしていて。(テクノロジーの後押しもある) 

持ちつ持たれつ、お互いさまの精神で、結構あたたかい仕組みを作れそうな気がします。

むしろ、自分たちで積み立てたお金で、そこに参加しているメンバーの誰かが楽しそうにしている姿をみたら、きっとじんわりと嬉しくなると思うんですよね。

最後に

「いつか訪れるかも知れない◯◯という目的のために、みんなで積み立てをする」というのは結構ありなんじゃないかなと。

保険の場合は、万が一の危機に備えて集団で積み立てする仕組みですが、万が一の“チャンス”に備えてみんなで積み立てする。

どこかのタイミングで挑戦してみたいなあと思っています。

今日のお話がいつもこのブログを読んでくれている方々にとっても、何かしらの参考になれば幸いです。

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