先週末、青森県出身のおふたりに、北千住にある青森専門居酒屋に連れて行ってもらいました。
これがあまりにも楽しくて、翌日こんなツイートをしてしまいました。
昨日は青森出身のおふたりに、北千住にある青森居酒屋に連れていってもらったんだけど、これがめちゃくちゃ楽しかったし学びが深かった…!(お気に入りは鯖の棒ずしとごぼうの唐揚げ)東京で地方出身者の方にその土地の郷土料理のお店に連れていってもらえるの、プチ観光感あって楽しいからオススメ!
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2019年6月1日
というか、そういう企画をこれから少しずつ仕掛けてみたい!半日でその土地の食を疑似体験できるのが楽しいし、何より紹介してくれる人たちの生の幼少期の思い出話を聞きながら、その土地の料理と地酒を味わうと純粋にその土地に行ってみたくなる。新鮮な発見でした。肝はその土地の出身者が2名以上。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2019年6月1日
なぜ楽しかったのか? 今日はその理由を少し考えてみたので、このブログにもその理由を書き残しておこうかなと。
1.地元のような空間で、地元のひとに案内してもらえるワクワク感。
まずはやっぱり、そこは東京なのに「東京じゃない感」が漂っているからだろうなあと。
わかりやすく言うと、方言が飛び交っている。
僕らのすぐ隣で宴会をしていたおじさんたちも、きっと青森県の県人会か何かで、青森県出身であろうおじさんたちが10名前後でとっても楽しそうに飲んでいました。
東京なのに異国情緒感が漂ってくるから、とってもワクワクする。
さらに、一緒に飲んでいるメンバーにも地元出身者がふたり以上混ざっていることで、地元民同士の会話も生まれてくる。
その土地の方言が全く理解できなくても、それを聞いているだけでなぜだか楽しくなってくるんですよね。
2.友達が紹介してくれることによって、その土地の歴史が「地続き」になる。
2つ目の理由は、その土地の料理が切り口となって、その土地の気候風土や成り立ち、民族や文化的な背景も、格式張ることなくナチュラルに話してもらえることです。
こっちも、いつも仲良くしている友人の話だから、自然なテンションで聞くことができる。
どうしても、こういった情報って教科書じみてしまって、とっつきにくい印象になりがちですよね。
でも、普段から付き合いのある友人が、その土地の出身者として生の体験を語ってくれることによって、歴史や異国の話として切り離されることなく、地続きの文化として自然と受け入れることができるんだと思います。
3.一方的なガイドではなく「対話」になる。
最後に、一方的なガイドではなく「対話」になることも重要だと思っていて。
それはつまり、相手が自分のことを知ってくれている状態。
僕がどんなことに興味を持っているのかを知ってくれているから、「鳥井さんが前に行っていたあの地域の、あの話とつながるんですよね。」みたいなことがいくつも起こる。
それが呼び水となって、こっちも当時はわからなかった質問をぶつけることができる。
「ふらっと訪れたセレクトショップの店員さんのガイド的な説明はうざったいけれど、行きつけのお店で顔なじみの店員さんとの対話は楽しい」あの感覚に非常によく似ていると思います。
最後に
以上、僕が楽しいと思った理由です。
万人に共通する感覚ではないかも知れませんが、気になる方はぜひ試してみてください。本当に楽しいですよ。
「東京でもこんな経験ができるのか…!」とまさに灯台下暗しだなと思いました。
そして、最後に告知になってしまいますが、同じような感覚を得られるイベントを、7月20日に東京・神田の「風土はfoodから」にて開催します。
この日も、青森県十和田市の食材をふんだんに使ってお料理を出してもらう予定です。
きっと、青森の地酒もいくつか揃うかと思います。
【東京でイベント開催!】私たちの納得感の見つけ方。これからの地域との関わり(in 青森県十和田市)https://t.co/zAzCVXn08B pic.twitter.com/aHWkszYTIc
— 灯台もと暮らし (@motokura_PR) 2019年5月29日
こちらも、気になる方はぜひお気軽に遊びにきていただけると嬉しいです!
申し込みページはこちら↓
【東京開催】私たちの納得感の見つけ方。これからの地域との関わり(in 青森県十和田市) | Peatix