どうも鳥井(@hirofumi21)です。
今週1周間はMATCHAメンバーに向けた記事を多く書きました。これが功を奏したのか、明らかに自分の意図を汲んで動き始めてくれるメンバーも増えました。
「社内に向けた内容でも多くの人が読めるように抽象化して、ブログという不特定多数の人が読める場で書く。」
そうすることによって得られる効果について今日は書いてみようと思います。後半では、そんなインナーブランディングが上手な経営者ブロガーの方もご紹介します。
不特定多数の人が読むことを意識した上で、書く意味。
ブログは不特定多数の人が、無料で読むことができるフォーマットです。ちゃんと筋の通った意見を説得力のある形で書かなければ、すぐに足元をすくわれてしまいます。
つまり、ブログ上で書くことによって人様に見せても恥ずかしくないような主張を心がけるわけです。読み手が限定されていないので、読み手との間に存在する共通認識に甘えて言葉を端折らないようにもなる。
「これは本当に正しい主張なのか」それを常に自分に問い続けながら書く事ができるんです。
そして書いた後は、読者からの反応をダイレクトに見ることができます。ソーシャルから評価を受けることで、自分の書いた内容に正当性が増すこともありますし、逆もまた然り…。
距離が近すぎず、遠すぎずの人たちから届く意見なのでとても参考にります。
代表的な経営者ブロガー
さて、そんな運営方法でブログを書き続けている経営者ブロガーといえば、代表的なのはサイバーエージェントの藤田晋さん。
最近では「会社は学校じぇねぇんだよ!」のコメントで一躍有名になったサイバーエージェントグループ会社の社長を務める松村淳平さんに関する記事も書いていて、しっかりと企業内・企業外に向けた意見を主張していました。
あとは、個人的によく見る起業家ブログといえば、マザーハウスの山口絵理子さん。
参照:山口絵理子ブログ | マザーハウス/財布、バッグ、ネパールの服 販売
社内でも山口さんのブログは絶大なる効力を発揮しているんだろうなぁと思いつつ、マザーハウスという少し変わった会社のブランディングにも結びついているなと感じます。
山口絵理子さんが書いた『裸でも生きる』を読んで、その生き方や考え方に感銘を受けた人たちが、ブログで発信される山口さんの言葉を継続的に読み続けることによって、マザーハウスが当たり前の存在となっていく。
その結果、非常にエンゲージメント力の高いお客さんとなり勝手にエバンジェリストにもなってくれて、広報的な役割も担ってくれるわけです。そうゆう意味でも、山口さんのブログはとても上手いブログだと思います。
他にもライフネット生命の岩瀬大輔さんや、nanapiのけんすうさんなども、このようなブログ運営が非常に上手な方々です。
最後に
今オウンドメディアが注目を浴びていますが、やはり経営者やチームのリーダーが個人的にブログを書いて社内社外にに向けて発信していくというのは非常に大切なことだと思います。
多くの人に自分の思想を共有し、同じ志しを持った人々と協力していくためにも、ブログという場をうまく活用していくべきなのではないのかなと。
そんなことを考える今日このごろです。
それでは今日はこのへんで!
ではではー!