【寄稿】メディア、ライター、音楽関係者…全てのコンテンツ制作者に立ちはだかる『8秒の壁』

どうも金野(@konno108)です。

ミュージシャンのPRを代理する『Gerbera Music Agency』という会社をやりつつ、デジタルマーケティングの会社で編集者として活動しています。

今回は、『我慢できなくなってきた読者』をテーマに寄稿させていただきます。

我慢できるのは8秒が限界

instant gratification(インスタント グラティフィケーション。瞬間的な満足)という言葉があるらしいです。

ネットで何かしらのコンテンツを見る際、これまで12秒は我慢できていた人が、今は8秒しか我慢できなくなってきているとのこと。

これは自分に当てはめてみてもしっくり来る現象で、期待を裏切るような記事(タイトルと本文の内容が違うとか)、読みにくい記事はさっさと見るのをやめる。そういったケースが少なからずあります。

関連して、visual influence(ビジュアル インフルエンス)という言葉もアメリカでよく語られているようで、『ビジュアルはテキストを読むよりも5万倍早い』と言われています。

ライティングやコンテンツマーケティングのサービスを提供する会社も増えてきましたが、早い会社は対応してきていますし、それはバンドをはじめとした音楽業界でも同様です。

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小さいスマホの画面で見られることを考慮しつつ、読みやすい配慮、完読してくれるための工夫を凝らさなければいけない。ビジュアルに限った話ではないですし、中身のないものに装飾しても意味はないということも自戒しつつ。。

全てのコンテンツ制作者に求められるのは読み手からの信頼性

もっと本質的なことを言うと、これからは全てのコンテンツ制作者に読者からの信頼性がより求められていくと思います。

『この人の記事はいつもおもしろい。』『今回もおもしろいに違いない。』

そういった高い期待値を抱かせる方々の文章は完読させる強度をもっている。ビジュアルなし/テキストのみで読者からの信頼を蓄積してきた隠居系男子はそれを証明する最たる例かと思います。

過去の蓄積と、そこから生まれる信頼は”8秒の壁”を越えていくと思います。

ではではー!

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