地方で情報発信をしていない人たちには2種類いる。イケてる人の口コミの重要性。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、「灯台もと暮らし」を運営していてよく思うのですが、情報発信をしていない人たちには2種類います。

情報発信したくてもできない人たちと、情報発信をする必要性がないから敢えて情報発信していない人たちの2種類です。今日はそんな話について少し書いてみようかなと。

情報発信したくてもできない人たち

まずひとつ目の「情報発信できない人たち」というのは、皆さんがご想像の通り、本当はウェブ上などで情報発信したいけれど、そのやり方がわからないという人々のことです。

かといってマスメディアに広告費を払うだけの予算もないから、一切広告を打っていないというパターンが多いです。地方の行政団体とか、バブル期にはお客さんが多かったという観光産業の人々などがここに当てはまります。

情報発信をする必要性がないから、敢えて情報発信をしていない人たち

でも僕らがより注目しているのは、もうひとつの情報発信をしていない人たちです。彼らは敢えて情報発信をしていません。

それは、なぜか?

情報発信の必要性を全く感じていないからです。既に何ヶ月も先まで予約が入っているとか、今の規模感で十分満足しているからとか、まさに「足るを知る」人々だからです。

情報発信をして新たな層を巻き込んで急拡大していかなくても、現状十分満たされていて何の不自由もないため、自分たちのできる範囲で淡々と続けていきたいと思っている。その中で、一つ一つ懇切丁寧にこなしながら徐々に拡大していきたいと思っているわけです。

これは地方ほど顕著です。地方で楽しそうに暮らしている人たちほど、このような考え方をする人たちが多い傾向にあります。最近では関東圏でも、繁華街から少し離れた街とかに増えてきていたりもしますね。

丁寧に取材して、しっかりと発信していきたい。

僕らは、こういった人たちの情報をもっと積極的に発信していきたいと思っています。

もちろんこの中の人々も、本当に一切情報発信したくないという人々と、きちんと取材してしっかり発信してくれるのであれば、取材してもらっても構わないという人たちに分かれます。

僕たちは後者の人たちを積極的に取材して発信していきたい。しかも、その空間や商品だけではなく、“そこにいる人々”を軸として、その人々の感性や考え方、思考過程にしっかりとフォーカスして発信していきたいと思っています。

この人達は普段こういう考えのもと暮らしていて、その結果、自分の考える幸せを手にしているんだということを伝えていきたい。

そして、その記事を読んでくれた方々が、「自分だったらこうやってやってみればいいのかもしれない!」と自身に置き換えて考えられるような、そんな機会を提供できる媒体へと成長させていくことができればいいなと思っています。

イケてる人の口コミ

さて、そんな人達に取材するためには、やっぱりイケてる人の口コミが一番なんですよね。イケてる人の知り合いは、間違いなくイケてる人ですから。

これだけネット上に情報が溢れかえっていたとしても、増えていくのは他社媒体の記事をパクリ、少し手を加えただけの記事ばかり。とても偏りのある情報の増え方だと思います。

そして、イケている人々の情報というのは未だにネット上に全然あがっていません。だからこそ、イケてる人たちの口コミを頼りにコンテンツづくりをしていきたいなと思っています。

最後に

メディアで紹介したからといって、必ずしもその場所に足を運んでもらったり、その商品を買ってもらう必要はないと思っています。むしろ、沢山人が来られても迷惑だという人たちも多いでしょう。

でも、彼らの感性や思考過程は生きる教科書なので、この情報を本当に求めている人々のもとへ届けていくというのは、メディアの役割であると僕らは思っています。

そして、今日書いたような内容がこれからのウェブメディアの命運を分けるところになってくるのだろうなとも漠然と感じています。

今だからこそ、イケてる人のリアルの口コミを大切にしていきたい。そんな風に考える今日このごろです。

それでは今日はこのへんで。

ではではー。

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