どうも鳥井です。
最近、リアルで会う人達とはよく話すのですが、オフグリッドに少しずつ興味を持つようになりました。 https://t.co/3yZVv6nPM0
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年11月30日
最初はご多分に漏れず「なんだかうさんくさいなあ」と思っていたんですが、エネルギーを自前で用意することは、色々なところに波及効果があって、実はものすごい可能性を秘めているのではないかと。しかもそんなことを漠然と考えているタイミングで北海道下川町なんて行ってしまったから、なおさら…。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年11月30日
今日は上記のツイートの内容をもう少し詳しく書いてみようかなと。
オフグリッドの一般的なメリット。
オフグリッドに取り組むようになると、これまで外からエネルギーを買うために使っていたお金がそのまま浮くことになるので、浮いたお金を違うところに回せるようになります。
北海道下川町の場合は、過疎化が進む町ということで、少しでも子育て世代が暮らしやすくなるようにと、子供の医療費が無料だったり、不妊治療が無料だったりします。
あとは、小さな自治体であればコンピューター制御も比較的容易になるので、必要な時に必要な分だけエネルギーを供給できて、それがエコに繋がるなど他にも様々なメリットが挙げられます。
町民の方々が、自分たちの暮らしに自信を持てるようになる。
ただ、僕が思うのはこのようなメリットではありません。
もちろん上記のような一般的なメリットも素晴らしいメリットだとは思いつつ、僕はそれ以上に大きなメリットがあるのではないかと思うのです。
それが何かというと、自分たちに必要なエネルギーを自分たちの手で作り出すことによって、町民の方々が自分たちの暮らしに自信を持てるようになると思うのです。
この例えが正しいかどうかはわかりませんが、「子供の初めてのお遣い」みたいな効果があるのかなと。
これまでは、生活に必要なエネルギーを自分たちだけで用意できるなんて思ってもみなかったわけじゃないですか。
でも、それができるんだと気づくこと。
それが、今まで親に依存するしか生きる術をしらなかった子供が、自分でなんでもやってみようと思い始める感覚に非常に近いなと。
その自信が、次の一手の繋がる。
この効果は、めちゃくちゃデカいと思っています。
なぜならその自信が、次の一手に繋がるから、です。
「あれ?もしかしたら自分たちは自立できるのかもしれないのかも?」と本気で思い始め「じゃあ、これも自分たちでやってみよう、あれも自分たちでやってみよう」とそのチャレンジの幅が徐々に拡大していくことは間違いありません。
最後に
そのための第1歩として、自分たちに必要なエネルギーを自分たちで作り出し、それをコミュニティ内に供給するということは、ものすごく大きな役割を果たしていくと思います。
生活に必要な食糧・エネルギー・お金など、生きる上で必要不可欠なものを自分たちで賄えるようになること。
人も、町も、そして法人も、全てにおいてこの「自立できるんだ!」という感覚が、実はとても大事になってくるのかもしれません。
それでは今日はこの辺で。
ではではー!