どうも鳥井です。
連日報道されているDeNAの一件。
とても巧妙な手口だったことが明るみになってきていますが、今回の件はきっと、これからの未来に起きることの氷山の一角でしかないのだろうなと。
「人工知能を騙せばボロ儲け!」に目が眩んじゃいけない。
今まさに発展途上にある人工知能だからこそ、今後もっともっと「人工知能を騙せばボロ儲け!」みたいなグレーなビジネスは生まれてくるはずです。
今回は、DeNAがGoogleの検索アルゴリズムの裏をかいて、うまいことボロ儲けしていたという話ですが、ネット上でもリアルの世界でも人工知能が普及すればするほど穴は生まれるでしょう。
でも、絶対にそれに目が眩んじゃいけないなと。
そもそも、急速に発展している人工知能に対して、そんな裏をかくような方法でうまくいったとしても、実際に稼げるタイミングは一瞬です。
所詮あぶく銭で、継続性がないことは間違いありません。
そして何よりも、人が見ています。今回の件もまさにそうであったように。
当人たちは「違法でなければ、人工知能は騙してOK」というスタンスで悪事を働くのでしょうが、やっぱり人が見ているので、倫理観というのは非常に重要になってくる。
だからこそ、下記のツイートのようなスタンスで運営したほうが、僕は良いと思います。
ネットの偉い方々が、無法地帯だったネット社会の治安をドンドン良くしてくれているので、清く正しく美しく品行方正に運営していけば、勝手に周りが脱落していって、楽しいメディアをつくることができると思う。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年12月8日
最後に
これは結構先の話になると思いますが、人工知能が人間に近づけば近づくほど、騙した時に周囲から恨まれるようにもなるだろうなと。
いま、Google先生を騙したぐらいじゃ誰にも恨まれませんが、それが今後ドラえもん級になったら、話は別です。
もうコンピューターを騙したという話じゃ済まなくて、皆に愛されている“彼/彼女”を騙したということになり、その恨まれ方も尋常じゃなさそうです。騙した方の信用はガタ落ちでしょう。
これから十数年先は、人工知能ほど騙しやすいものはないという時代に突入すると思います。
でも絶対にそこだけは手を出してはいけないと、肝に銘じておきたいものです。
それでは今日はこの辺で。
ではではー!