どうも鳥井(@hirofumi21)です。
先日のイベント時にも質問としてあったのですが「ブログはいつ書いているのか?」というお話。
僕は朝の決まった時間に、1本勝負で書いています。
今日はその理由について改めて書きつつ、「21世紀の歴史は朝に作られる。」という言葉の真意についても、自分なりに少し考えてみようと思います。
朝は、一番頭がスッキリしている状態。
まず一番大きな理由は、朝が一番頭がスッキリしている状態だということです。朝早く起きると自然と気持ちがポジティブになりますよね。
この時間をインプットの時間に使うよりも、アウトプットの時間にしたほうが遥かに効率が良いなと思うからです。
一本勝負をしたい!でもネガティブな感情は書きたくない!
そして「下書きをつくって、それを何度も編集したくない。」という気持ちもあります。
もちろん下書きを書いて何度も編集を繰り返した方が「記事の精度」は上がると思います。しかし、記事の“鮮度”は下がってしまうような気がしています。
鮮度というのは、もちろん時事問題など「話題の鮮度」という意味もありますが、自分の中での「感情の鮮度」もあります。
何度もベタベタと触ってしまい味が落ちてしまったお刺身のように、何度も編集を繰り返していくと、記事の鮮度自体が落ちてしまうなと…。
ドンドン読者の方へ内容を寄せていったり、世間体を気にして主張を湾曲させてしまうなど、その記事で自分が本当に言いたかったことがドンドン変容していってしまう。
だからこそ、ネガティブな思考に陥りやすい夜ではなく、頭が一番スッキリしているポジティブな時間帯に一本勝負でブログを書き、書き終わったらすぐに出してしまえるような朝を選んで書いています。
「21世紀の歴史は朝に作られる。」の真意。
さて、話は少し変わり「21世紀の歴史は朝に作られる。」という言葉について。以下の記事でも言及されており、最近よく用いられる言葉なので耳にしたことがある方も多いと思います。
参照:スターバックスCEOが毎朝4:30に起きる理由「21世紀の歴史は朝に作られる。」|リーディング&カンパニー株式会社
この言葉の真意というのは、まさにこのような考え方のもとにあるのではないかと思うわけです。
20世紀後半、バブルで右肩上がりのときは、世の中はポジティブな要素で満たされていました。そんな時は夜に騒いだほうがいい。騒いで騒いで気持ちが大きくなっている時に、更に大きな博打を打てるような決断をした方がいい。やればやるほど当たるのであれば、あとはチキンレースみたいなものですから。だからこそきっと「20世紀後半の歴史は夜に作られた」のでしょう。
しかし21世紀はそうではありません。ネガティブな事象の方が圧倒的に多く、先進国は一様に右肩下がりの様相を呈しています。夜に飲みに行けば騒ぐどころか、グチばかり。一人で考え事をしていても、解決不可能だと思えるようなことばかりにぶち当たってしまい、すぐネガティブな感情に陥ってしまいます。
だからこそ「朝」なのだろうなと。ネガティブなことが蔓延している世の中から、それでもポジティブな要素を見つけ出し、それとしっかり向き合うことができる時間帯。
さらにこれだけ激動の時代であれば、それと同時にスピード感も求められます。その決断力の早さも非常に重要で、それが今の時代の特徴なのではないのかなと。
つまりは「一手間かけること、即決すること」が求められている時代なのだと思います。
参照:いま、一手間かけること、即決すること。 | 隠居系男子
最後に
僕が辿り着いた「21世紀の歴史は朝に作られる。」という言葉の真意は、「朝という感度が非常に高くて最もポジティブに捉えられる時間帯に、その直感に従って即決し、一手間かけるための午後を迎える。」ということではないのかなと。
自分がブログを書く時間帯の話からはだいぶ話が逸れてしまいましたが、そんなことを考える今日このごろです。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!