どうも鳥井(@hirofumi21)です。
今日は、この前見かけた男子大学生集団をみて感じた「男子の女子化」と、その中で再認識した「88年生世代の定め」について、少し書いてみようと思います。
女子化する男子たち
先日、夜7時過ぎ頃、某チェーン店のカフェで作業をしていたら大学2,3年生の男の子が5人ぐらいぞろぞろと入ってきました。
FINEBOYSを読み、マーチに通っていそうな、いわゆる普通のキレイめな大学生です。
ただ…その「女子感」がすごい。
全員でフラペチーノを頼んだかと思えば、席につくなり、意中の女の子とやりとりしたLINEを互いに見せ合い始めだし、それからしばらくは恋愛談義。
その後、代官山や自由が丘のカフェについて話始めたかと思えば、セレクトショップの話や『アナと雪の女王』について熱く語り始めるという…。
とにかく、その「女子感」がハンパないんです。
その割に、男臭いむっつりとした下ネタも時折織り交ぜてきて、互いにニヤニヤ笑っているという…。
埋められない世代間ギャップ
この感じであれば、昭和世代の方々からは全く理解されないはずです。
正直自分も、彼らを観ていて少し“気色悪い”と思ってしまいました。どんだけ女々しいんだと。
「男が5人も集まって、19時過ぎているんだから、そんな甘ったるいもん飲んでないで、居酒屋行け!」と。
しかし、きっと平成生まれ世代からすると、これは至って普通の行為なのでしょう。
そして僕自身も、彼らのことを“気色悪い”と思いながら、なぜ彼らがそうなってしまったのかは痛いほどわかります。どんな環境下で育ってきたから、こうなっているのかということもヒシヒシと伝わってくるんです。
88年世代が「パイプ役」になるという定め
昭和世代が、こんな平成世代を全く理解できないように、きっと平成世代もそんな昭和世代を理解できていないはずです。
もちろんこの話に限らず、昭和世代と平成世代の世代間ギャップには、枚挙にいとまがありません。
しかし、88年世代という「昭和63年・64年・平成元年」が入り混じるこの世代は、どちらの気持ち悪さ理解できるし、どちらの価値観も理解できてしまいます。
きっと、それが88年生まれの定めなんでしょう。このような世代間格差を理解し、次世代に繋いでいくということが自然と求められている世代。
「いやいや、89年世代でもたった一年しか違わないし、一緒だろう!」と思われるかもしれませんが、この一年が実は驚くほど大きいのです。僕個人の感覚的には、普通の世代間ギャップの“5年分”はあると思っています。
やはり「平成生まれです!」と言いながら育ってきた人間と、「昭和最後の世代です!」と言いながら育ってきた人間では、周りの反応も、自分の中の意識も、相当大きな違いがあるのだろうなと。
最後に
「88年世代は、この激動の時代のパイプ役にならなければならない。」という話は、今までも色々なところで話してきました。きっとこの流れは、これから更に加速していくのでしょう。
そんな中、こんな番組も放送が決まったりしているみたいです。
「情熱大陸」が800回特別企画を2週連続で放送! 注目の世代「’88年生まれ」に迫る“インタビュー・ショー”
自分の生まれた世代が特別だなんて、そんな都合のいい話はしたくはないですが、いい意味でも悪い意味でも、88年世代は変わった世代だと思います。
この年に生まれたということも一つの運命だと思うので、その意味合いも考えながら、世の中と関わっていくことができればいいかなと思っています。
それでは今日はこのへんで。
ではではー。