ブログもメディアも、2〜3年必ず続けられるという環境確保が何よりも重要。

今朝、こんなニュースが流れてきました。

最近よく思うのですが、個人メディアやウェブメディアをつくりたかったら、こういった制度や地域おこし協力隊制度などを使って、生活に必要な環境を最低限確保しつつ、淡々と運営していく方がいいと思います。

2〜3年必ず続けられるという環境を確保できるかどうか。

個人のブログやウェブメディアにおいて、一番やってはいけないこと、それは急成長を目指すことです。

1年ぐらいで形にしようと思っても、必ずどこかに歪みが生まれてしまう…。

何か成長ホルモンのようなものを打たなきゃいけなくなり、それが結果的にフェイクニュースや、悪質な釣り記事、キュレーション記事に繋がってしまいます。

「いやいや、1年で急成長し成功しているブログやメディアもあるじゃないか!」と思う方もいるかもしれませんが、それはまだその歪みが露見していないだけ。中の人たちはちゃんと気がついているはずです。

ブログやメディアをしっかりと耕すには、最低でも3年ぐらい掛かります。

つまり、運営をしていく上で一番重要な課題は「続けるための環境を作り出せるかどうか」なんです。

具体的には、何があっても2〜3年必ず続けられるという生活基盤を確保できるかどうか。

その生活基盤を確保する方法のひとつとして、上述したニュースのような制度を活用するのは非常にアリだなと思います。

これが、今日のブログで伝えたかったことです。

税金の無駄遣いは本当か?

ただ、こういう話をすると必ず飛んでくる批判が「それは税金の無駄遣いだ!」というお話。

でも、よくよく考えてみてください。

3年間、ウェブ上にその土地のコンテンツが淡々とストックされていき、もしかしたらそのメディアを起点にして、その土地にコミュニティが形成されるかもしれません。

そう考えれば、十分投資した分の経済効果は見込めると思います。

それよりも、すぐに結果を出そうと躍起になって、必要のない箱物や、本当に移住してくれるかどうかもわからない人たちを招いた移住視察ツアーを何度も何度も繰り返す方が、僕にはよっぽど税金の無駄遣いに思えます。

最後に

結局のところ、個人もメディアも地域も、急がば回れ。

「早く結果を出さないと!」と焦りながら運営することが一番良くない。もう少し長期的な視点から、しっかりと育てる視点を大切にしていきたいですよね。

これからブログやメディアを立ち上げようと思っている方々にとって、何かしらの参考になれば幸いです。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。