センスがいいものをつくり出したいと思うときこそ、選び抜くことが大切。

一億総クリエイター時代。

「センスが良いものをつくり出したい!」そう願っているひとも多いのではないでしょうか?(有形無形問わず)

でも、センスがいいものを形にするって、想像以上にむずかしい…。

自分の中で漠然とイメージが浮かんでいても、それを具現化することって本当に困難を極める作業ですよね。

センスがいいと思うものを意識的に選ぶ。

そんな時にどうすれば良いのか?

僕の考えは、「センスがいいと思うものを意識的に選ぶこと」をオススメしたいです。

「自分でつくりたいと思っているタイミングに、また消費することにフォーカスしても仕方ないじゃないか…!」そんな声が聞こえてきそうですが、大切なことは、ちゃんと最後まで選び抜くこと。

「これでいっか!」じゃなくて「これがいい。」と言い切れるまで選びぬくことです。

センスの要素をひとつひとつ分解して捉えるために。

なぜ選ぶことが大切なのか?

それは、自分の中でセンスの解像度があがってくるからです。

選び抜くという作業をすることで、視点が全く変わってくる。

その時に大切なことは「それをなぜ選んだのか?」その理由を最後までちゃんと明確にしてみることです。

選ぶ瞬間がどれだけ直感的だったとしても、そのあとにしっかりと振り返ってみて、「なぜ自分はこれがセンスが良いと思ったのか?」それを具体的に言語化していく作業が大切。

そうすることで、センスの要素をひとつひとつ分解して捉えることができるようになるはず。

そのうちに、それらの共通点やセンスの勘所がつかめてきて、自分でも再現できるようになってくるでしょう。

最後に

何かを作り出したいと思っているときほど、自分が選ぶ側(消費者側)のときに意識を集中してみる。

多くの人がつくる作業ばかりに意識が向きがちなタイミングだからこそ、大切な視点だと思います。

頻繁に耳にする「インプットとアウトプットは表裏一体である。」という言葉も真意はここにあるのかなと。

作り手と受け手を何度も何度も行ったり来たりする。

少なくとも、僕のまわりにいるセンスがいいなあと思うひとたちは選び抜く作業を意識的に行っている方が多い気がします。

今日のお話がいつもこのブログを読んでくれている人たちにとっても、何かしらの参考になれば幸いです。

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