「同じことを繰り返し話せない」という壊滅的な弱点とブログの関係。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

十代の頃から自分の中で壊滅的に弱いなと思うところが一つありまして…。それが「同じことを何度も繰り返し話せない」ということ。

無意識で同じ話を何度も繰り返して話していることは多々あるのですが、意識してしまうと同じことを何度も話せない。

全く同じ説明を求められても、同じ結論に向かうように全く違うアプローチから説明したりしてしまいます…。

同じことを繰り返し話すことができる人からしてみれば、「一体何を言っているのか意味がわからないよ」という感じだと思いますが、自分にとっては本当に難しいことなんです。

ただ、ブログを毎日書くようになってからこの弱点を克服できつつあります。なので、今日はそんな話について書いてみようかなと。

「同じことを繰り返し話すのが苦手!」という方はぜひ読んでみてください。

ゼロから話し出して、前提意識を共有するのが苦手

何が一番むずかしいのかというと、0から話し出すという部分です。

「自分の中で既に当たり前になっていること」をゼロから話し始めて相手と共有することができない。そもそも、どこまでが聞き手にとって当たり前になっているのかがわからなくて、話すべき順序をしっかりと追うことができないのです。

たとえ、0から10まで話そうと思ってみても、いま自分の中でホットな部分(だいたい7から10の部分ばかり)をアツく語ってしまい、初めてその話を聞いた人からするとキョトンとなってしまうという…。

意識的に0から3あたりまでの話をしようとしている時も、どうしても足元からムズムズしてきてしまい、前提知識の共有が本当に苦手なのだなと自分でも呆れるほどです。

ブログに書き出すと「前提知識の共有部分」を補うことができる

ブログは一度書き出してしまえば、繰り返し同じ内容を読んでもらうことが可能になります。

相手に説明を求められていることが、既にブログで書いてあるような内容であれば、その記事を読んでもらうか、書いた通りに本人に向けて話せばいい。

そうすることで、0から10までの内容を順序よく・バランスよく伝えることができるようになります。

いくつかの記事に跨っている場合であれば、必要な部分だけを切り取って繋ぎあわせ、改めて1から10まで組み立て直せばいい。

その際に、過去の自分の思考過程も自然と見返すことができるので、客観的に振り返ることも可能となります。過去の自分の考えの間違いに気付くことができたり、「これはもう古いな」って思う部分も同時に見つられて、新たな発見や気付きに繋がったするわけです。

だからこそ、ブログで思考過程を公開しているという部分もあります。

参照:意識高い系の文章とは何か、気付きの過程を晒す意義について | 隠居系男子

最後に

最近の寄稿記事なども、既にブログで書いたことがある内容を焼き直して書くことが多くなりました。

「以前『隠居系男子』で書かれていたこの内容についてもう少し掘り下げてくれませんか?」というような提案をされることも増えてきて、この提案であればすぐに対応する事ができます。

0から書き始めるというより、自分が持っているストックの中から選び出してきて再編集している感じ。

つまり、ブログというオープンの場に自分の思考過程を書き残しておくことで、そこが「考える場所」となり、「自分の思考過程を振り返る場所」にもなり、さらにそれが「広報的な役割」も担ってくれるというわけです。まさに一石三鳥。

1年2ヶ月程ほぼ毎日書き続けてきてみて、ストックが貯まれば貯まるほどそれを強く実感しています。

皆さんの何かしらの参考になれば幸いです。

それでは今日はこのへんで!

ではではー。

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