ひらがなやカタカナのハンドルネームではなく、本名(漢字)を選んだ理由。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

ネット上で表現活動をする際に悩ましいのが、ハンドルネーム問題。

そのまま本名で活動していくのか、何か愛称を決めてそれをハンドルネームとして使っていくのか。

これからネット上で表現活動を始めようとする人たちに、よくこの問題について相談されるので、今日はこの点について僕の考えを少しだけ書いておこうと思います。

ウェブ上でウケが良いのは、間違いなくひらがなやカタカナの名前。

短期的なメリットを考えれば、議論の余地なくウェブ上でウケがいいのは、ひらがなやカタカナの短い名前です。

ウェブ記事は紙の書籍とは違い、興味がなければすぐに離脱されてしまうため、簡単で覚えやすい名前のほうが記憶に残りやすい。また、TwitterやFacebook上でTLに流れてきた時にも目にとまりやすくもなります。

具体的な人物名は挙げませんが、ネット有名人の方々の名前を思い出してもらえれば、両手で数えきれないほど、ひらがなやカタカナのネット有名人が思い浮かぶはずではないでしょうか。

中長期的に考えた時に、本名(漢字)で活動していたい。

自分も上記のような理由から、ひらがなやカタカナのハンドルネームで活動するべきなのかと考えた時期もありました。

ただ、将来的に60歳、70歳となった時にも表現活動をしていた場合、ひらがなやカタカナの名前で書きたいとは純粋に思わなかったんですよね。

自分の場合は、その時に本名(漢字)で表現活動をしていたいなと思ったんです。短期的なメリットよりも、中長期的なビジョンで捉えてみた時に、本名(漢字)の方がしっくりきたということです。

リアルとネットで2つの人格を使い分ける自信がなかった。

あとは、う一つの理由として、これからの時代、リアルとウェブはもっと融合してくるはずです。

そこに明確な境界線はなくなってきて、どんどんグラデーションのような繋がりになってくる。少なくとも、自分が今仕事をしている業界ではその流れは加速しています。

そんな時に、本名(漢字)とネット上のハンドルネームを2つ持ってしまうと、それぞれに合わせた人格を持たなければいけなくなってしまう。

否応なく乖離していくその2つの人格を、どこで切り替えればいいのかわからなくなってしまいそうだなと。自己矛盾というか、自分の中で折り合いをつけられなくなってしまって、辛くなっていく自分が目に見えたのです。

実際、その折り合いがつけられなくて、悩んでいる人も何人も見てきましたし、自分も2つの名前を持ってしまったら、そうなる可能性は大だろうなと。

ネット有名人の中には、驚くほど上手い立ち回りをする人もいますが、自分はそこまで器用じゃないだろうと思いました。だからこそ、本名(漢字)で書くことを選んだのです。

最後に

・中長期的に考えた時に、自分はどの名前で活動していきたいのか。
・ハンドルネームと本名の人格的な乖離に耐えられるかどうか。

という基準で考えてみた結果、僕は本名(漢字)で書くことを選びました。

これからネット上で表現活動を始めようと考えていて、ハンドルネームを何にしようか悩んでいる人たちの参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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