内容で煽らずに、ブログで発信し建設的な意見を集めることはできるのか?

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日、「ひらがなやカタカナのハンドルネームではなく、本名(漢字)を選んだ理由。」という記事を書きました。

実はこの記事、内容とは別にもう一つチャレンジしていたことがありました。

それは、「コトを荒立てなくても、両者の立場の人たちから建設的な意見を集めることはできるのかどうか」ということです。今日は、その結果について少し書いてみようと思います。

答えがない議論に対して、極端な立場から書けば記事はバズる。

そもそも、この内容で恣意的にバズらせようと思えば、いくらでもバズらせることができました。

今ウェブ上でバズる記事というのは、絶対的な答えがなく、正義の反対の人たちも、また別の正義だと確信できるような論点やテーマであり、その対立に対して「もう絶対的にこっちが正しいに決まってんだろ!!」的な燃料を投下すれば、必ずバズります。(半分は炎上ですが…)

今回の記事も「ハンドルネームなんて使わずに本名(漢字)で表現活動するべきに決まってんだろ!!ハンドルネーム使ってるヤツなんなの??」と喧嘩腰に書いていれば、瞬く間にバズって(炎上して)いったでしょう。

感情的な議論にすることなく、建設的な意見を集めたい。

そういった議論が起こっていくことも、ある意味でウェブの良さというか特性でもある思うので、それ自体は否定しませんが、今のウェブ上ではこういう議論が常習化してしまっているため、書き手にそういった意図が全くなくても、すぐに感情的な議論になってしまいがちです。

逆にそれを恐れて、必要以上にマイルドに書きすぎてしまうと、読まれない、広がっていかない…。

一般的なネットユーザーであれば「まぁそりゃそうだよね。何当たり前のこと言ってんの。さぁ、もっとバズって(炎上して)いるとこないかなー?」と離脱していってしまうだけ。

今回は、ある程度マイルドに書きつつ、建設的な両者の意見がSNSのコメントとして上がってくるかどうか、それを実験してみたかったのです。

読者の方々から集まった意見の一例。

結果、いまのところ感情的な意見や批判的な意見はあがってきてはいません。一方で建設的なコメントは結構あがってきています。

これはひとえに、普段からこのブログを読んでくださっている方々のリテラシーの高さのおかげです。

みなさんが僕の問題提起を冷静受け止めてくれて、それについて「自分はどう考えるのだろう?」と一瞬立ち止まって考えてくれて、感情的にならずに自分の意見をしっかりと発信してくれるからこそだと思います。

例えば、一例を挙げるとこんな感じの意見が集まりました。

また、ハンドルネーム派で、いつもブログータンなどでお世話になっているけいろーさんも、冷静に自分の考えを発信してくれました。

また、同じ本名(漢字)派でも、佐藤慶一さんが「あーなるほど!」と思える理由をつぶやいていてくれたり。

最後に

確かに、この書き方では大きくバズることはないかもしれません。しかし、このような建設的な意見や考え方の交換の場として、今後もこのブログを運営していけたらなと思っています。

そんな空間を作り上げて、読者の方一人一人の考えるきっかけを与え続けることができれば本望です。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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