どうも鳥井(@hirofumi21)です。
最近強く実感するのが、学生時代にビジネス書をガッツリと読み込んでおいてよかったなということ。そんな過去の”資産”が今すごく役に立っています。
否定されがちなビジネス本を読むという行為も、実はいいところもあるよ!ということで、今日はそんな話を少し書いてみようと思います。
ビジネス本を読み漁っていたことで、何が起きても動じない。
学生時代、完全に趣味でビジネス本を読み漁っていた時期がありました。多い時では年間300冊ほど読んでいた時期も…。
確かに、「ビジネス本なんて読んでも意味が無い」とか、「経営者の自慢話だ」、「結果論でしかない」など色々と言われています。
しかし、ビジネス本を読み漁っていたことによって、実際に自分が同じような場面に直面した時に、そこで動じなくて済むんです。
経営や組織が、どれも似たような道を辿るということは間違いなくて、何か問題が起きても「あー、これはあの本に書いていたこの場面だ」っていう風にすぐに捉えることができますし、「これが起きたということは、次はこれが起きるんだろう」ということもなんとなく予想ができてしまいます。
自分の足したい色が明確になる。
また、皆が辿る道と、自分が新しく切り開きたい道という区別が明確になるというのも、ビジネス本を読んでおくことのメリットだなと思います。
先人たちが通ってきた道を辿った上で、じゃあ自分たちはどこに色を付けていくのか、どこに新しさを見出していくのかということが明確になる。
それは具体的な制作物に対してもそうですが、方針や考え方に対してもそう。
もしこれがビジネス本を読み漁っていなかったら、問題が起きる毎に逐一悩んでいたはずですし、自分が「これは新しい!」と思ってやったことも、既に皆が通ってきた道であったということにもなりかねません。
「隠居系男子」で紹介した書籍
じゃあ実際にどんな本を読んできて役立ったのか、このブログで紹介してきた本を幾つかご紹介しておきます。
稲盛和夫著『生き方』オーディオブック版のススメ! | 隠居系男子
孫正義『志高く』『事を成す』オーディオブック版のススメ! | 隠居系男子
ニコニコ動画を運営するドワンゴ会長・川上量生著『ルールを変える思考法』が完全に星5つだった! | 隠居系男子
南場智子著『不格好経営』はDeNAの軌跡を描く魂のこもった必読起業家本だ! | 隠居系男子
『600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス』その秘訣は「圧倒的なほどの謙虚さ」 | 隠居系男子
最後に
今後は、古典も同じ理由で積極的に読んでいきたいと思っています。
まさに「古人の跡を求めず、古人の求めしところを求めよ。」というところ。
長く読み継がれてきているものだからこそ、そこには人類が辿ってきた道が描かれているはずですし、歴史の中で自分をどう位置づけるのかということも明確になってくるような気がしています。
もし何かオススメの古典があれば、ぜひ教えて下さい。
それでは今日はこのへんで!
ではではー!