ローカルウェブメディアの挑戦は、まだまだ始まったばかり。

どうも鳥井です。

今は函館にいます。

以前インタビューしてもらったことのある「IN&OUT -ハコダテとヒト-」という北海道・函館のローカルウェブメディア。

その編集長である阿部さんが、「公立はこだて未来大学」で講演会をするということで、これは絶対に聞きに行きたいと思い、2年ぶりぐらいに地元に帰ってきました。

(以下は、阿部さんのInstagramの投稿)


何事にも縛られない、生の声を伝えるローカルウェブメディア。

阿部さんとは、IN&OUT&灯台もと暮らし「北海道新幹線開業前夜! 上野で考える函館の未来」というイベントでも以前ご一緒したことがあります。

その時の様子は、こちらの記事にまとまっています。

さて、今回の講演会の中で、特に印象に残ったのは「何事にも縛られることなく、聞きたいことを聞いて、伝えたいことを伝えたい。そのためにウェブメディアを作ったんだ。」というお話。

阿部さんは、ずっとフリーランスライターとして活動してきて、クライアントワークを数多くこなしてきたそうです。

そうすると、フリーランスという言葉とは裏腹に、クライアントの意向に沿った記事を作らなくてはいけないことが多かったのだそう。

それはそれで楽しいのだけれど、そうではない、自分が本当に心からやりたいと思える記事もつくりたい、そのために作ったウェブメディアが「IN&OUT -ハコダテとヒト-」だったそうです。

「函館は好きだけど、『函館最高!』はしらけてしまう。良い面も悪い面もどちらの側面も伝えて初めて、生の声だと言える。だからこそ、そんな声を聞くことができるウェブメディアをつくりたかったんだ」というお話は非常に共感できました。

ローカルウェブメディアの理想的な姿。

もちろん、地元の企業や行政がスポンサーとなっている、地元に根付いたローカルテレビ局や新聞社、ラジオ局などもあってもいいと思います。

しかし一方で、インターネットだからこそできる形で、地元に関係のある人々の生の声を丁寧に拾っていくというウェブメディアも、これからドンドン増えてきてもいいと思います。

そして、そんなメディアの運営者が地元の大学の外部講師として招かれて、将来を考える学生や、市民聴講生の前でお話をするという機会は、とても良い試みだと思いました。

最後に

今回、この企画を主催したはこだて未来大学の教授は、ネット上で「IN&OUT -ハコダテとヒト-」を見つけた瞬間に「これだ!」と思って、阿部さんとは何の面識もないのにすぐにに連絡を取ったそうです。

実は、地域の大学側でも、このようなウェブメディアを待ち望んでいるのかもしれません。

ローカルウェブメディアの挑戦は、まだまだ始まったばかり。本気で可能性のある市場だと思います。

地元のために何かをしたいと思っている人たちは、今がチャンスだと思いますよ。

その時に、「IN&OUT -ハコダテとヒト-」はとても参考になると思うので、ぜひ読んでみてください。

参照:【寄稿】「インタビュー形式のローカルメディア」という在り方について | 隠居系男子

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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