「実用的であること」それが男のファッション、どうも鳥井(@hirofumi21)です。
質実剛健とまでは言いませんが、飾り気だけで終わってしまうのはもったいない。それでは男のファッションとしては物足りません。
機能性も重視したくなってくるのが、大人の男のファッションというものでしょう、そうでしょう?笑
洋服の機能性が最大限発揮される時は「旅」
じゃあ、その機能性っていつ発揮されるの!?って話ですが、一番その効果が発揮されるのは、やっぱり「旅」の時だと思っています。
この前もTwitterでつぶやきましたが、旅をコレクションのテーマにするブランドもこのように増えてきましたし
旅をテーマにするブランドが増えてきたなー。しかも今までとは違って、本当に旅にでた際に便利な“機能”を全面に押し出してきてる。いい流れだと思うよ、これ。:ホワイトマウンテニアリングは大人の旅スタイル。 http://t.co/vqUjG3VzXD
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) August 15, 2013
実際に僕も、以前こちらの記事で紹介したように
旅に持って行って本当に役に立ったモノ-鳥井編- | 隠居系男子
旅の時にポケッタブルタイプの洋服や、大容量収納ポケット、スマホ用ポケットなど、普段の日常生活ではそこまで重宝されないような機能も、一歩旅に出てしまえば、それはもう一瞬で神機能に変わるという体験をしてきました。笑
そんなことを考えながら、この前何かの雑誌を読んでいると、なんだか良さげなデニムを発見。
uniform experimentのパスポート用のポケットが付いたデニム
それが、uniform experimentというブランドのパスポート用のポケットが付いたデニム。
ちなみにuniform experimentとは・・・
2008S/Sから「フラグメント デザイン(fragment design)」の藤原ヒロシと「ソフ(SOPH.)」の清永浩文の二人が、実験的プロダクトを目指して「uniform experiment(ユニフォームエクスペリメント)」をスタート。
アイコンの鍵が意味するように、新しい時代の扉を開くクリエイティブな発想を提案。メインとしてビジネスシーンにおけるユニフォームの新解釈を具現したコレクションを展開。
カテゴライズされたビジネスウエアの概念を再構築して、新しいアプローチで表現する『uniform experiment』。実験と検証を繰り返し、進化し続けるリアル・クロージングを発信する。
まぁ知っている人にはかなり有名なブランド。藤原ヒロシさんが絡んでるし。
そして、これがそのデニム。
uniform experiment | PRODUCT | REGULAR UNDISCOLORATION DENIM JEANS (RIGID)
公式だと少し見づらいので、こちらのブログで接写もどうぞ。
uniform experiment 2013S/S “SLIM-FIT UNDISCOLORATION JEANS (RIGID) INDIGO” – WIRE
これ、何がいいって、パスポート用ポケットにしっかりとジップが付いているところ!落ちるんじゃないかっていう心配と共に、盗まれるんじゃないかっていう心配もこれでなくなります!
なんでも、藤原ヒロシさんが「旅の最中にいつでもパスポートを持ち歩きたい!」という発想からこのデニムが生まれたんだとか。
さすが。よくわかっていらっしゃる。笑
この前、NYに行った時に実感しましたが、あちらの年齢確認は本当に厳しい。外国人の場合、特に童顔のアジア人の場合はパスポートで年齢を証明しないと、まずお酒は飲めないでしょう…。
そして、このパスポート用ポケットの位置もポイント!
この位置であれば、イスに座った時もパスポートが折れる心配がない。最近のパスポートはICチップが入っているので、むやみに折り曲げることができませんからね。
いやー、よく考えられている。
これからのメンズファッションは収納力がカギになる
最近のファッション、特にメンズにおいては流行が1周したところか、3〜4周はしたと思います。この10年ぐらいで。
かと言って、生地に拘るとしても、ゴアテックスなどはもうお腹いっぱいな雰囲気が漂っていますし、肌着ならともかく、中間衣料なら闇雲に原価を向上させるだけで着る人間の満足感には繋がりにくい。
そこで収納力。
洋服そのものの収納力もそうですが、旅グッズやガジェットなどの収納力も非常に大切になるんだろうなーと。
既に、色々なガジェットに合わせた衣料が各ブランドから出されていますが、この流れはこれからもっと加速すると思います。
最終的にはウェアラブルデバイスとして、衣料そのものがその機能を持つようになるかもしれませんが、その前段階としてまずはソレを収納する場所。
このブログでも何度も紹介している高城剛さんは、iPad miniを肌身離さず持つために、ご自身でiPad miniが入る専用のデニムパンツを作ってしまったそうです。
詳しくはこの記事で。
ポケットいっぱいのタブレット。TSUYOSHI TAKASHIRO -BLOG-|honeyee.com Web Magazine
たくさんの洋服を持つのがかっこわるい時代、本当の意味で自分に“合う”洋服が欲しいものです。
それは、自分の顔や肌の色に合っているというだけではなく、自分の生き方やライフスタイルにしっかりと“合った”モノ。
これだけ選択肢が増えてきたなら、洋服も自分が理想とするライフスタイルのために作られたアイテムであって欲しい。
いつかは自分“達”専用のアイテムも作れるようになりたいものです。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!
鳥井弘文