どうも鳥井です。
最近、何人かの方に立て続けに質問されたことがありまして。
それが題名にもある通り「どうやって、自分と合うメンバーを選べばいいの?」という質問です。
副業禁止規定が緩和されたり、ネットを通じて仲間を見つけやすくなってきたり、クラウドファンディングなどで資金を得やすくなったり、新しいことが始めやすくなったということが、この質問の背景にあるのでしょう。
今日は、僕なりの答えを少しだけ書いてみようと思います。
「想像していた相手と違った」
皆さんの悩みは、バラバラのように思えて、実は結構偏っていることに気が付きました。
「最初は熱量高くても、徐々に熱量がさがって来てしまう…」や「最初はうまくいくと思ったのに、一緒に事業始めてみると、細かいところで意見が対立してしまった(しまうかもしれない)」など。
簡単に言ってしまえば、「想像していた相手と違った(違うかもしれないという恐怖も含む)」ということです。
この悩み、とてもよくわかります。
ここでは詳しく書かないですが、痛いほどよくわかります。
まずは、1回限りのイベントを一緒に開催してみる。
さて、僕がこの質問を受けるたび毎回答えるようにしているのは、
「まずは、一緒に組もうと思っている人と、一回イベントなんかを開催してみてはどうですか?」ということ。
なぜかと言えば、イベントを一緒に開催するということは、共に一つの企画を達成するという経験に繋がるから。
今まで対面で向き合ってきた関係性が、横並びになって、同志に変化します。
学園祭などを思い出してみてもらえると、わかりやすいかもしれませんね。
そして、たとえそのイベントが想像とは全く異なり、最悪な結果で終わってしまっても、1回限りだと思えば、後腐れなくそこで終わることができる。
掛かる費用もたかが知れているので、勉強代だったと思えば諦めがつきます。
もちろん、想像通りうまくいった場合は、次に進めばいい。
期間限定で何か一緒にプロジェクトをはじめてみる。
ただ、ここで早まらないで欲しいんです!
イベントがうまくいくと、その達成感から「自分たちが組めばうまくいくかも…!」と想像が膨らんでしまうんですが、それは恋愛で言えば、たまたま1回目のデートがうまくいったに過ぎません。
ここで、すぐに先に進みたい気持ちをぐっと我慢して欲しいんです。
次は、期間限定で何か一緒にプロジェクトをはじめてみることをオススメします。
理想の期間は3ヶ月ぐらい。
1ヶ月だと短すぎるし、6ヶ月だとちょっと長い。
3ヶ月ぐらいであれば、お互いの長所や短所もしっかりと見えてきて、これが終わったらどうするべきか?を判断するための材料を揃えやすいですし、最悪うまくいかなかったらサクッと終えられる。
もっと拡大しくのか、一緒に法人化するのかといことは、ここまで終えてみて初めて判断するでも、全く遅くないと思います。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで始める起業や独立は、もう終わり。
副業や独立、起業のハードルがドンドンと下がってきているからこそ、こういう相談が増えてきたのだと思います。
とてもいい傾向ですよね。
「起業や独立は、清水の舞台から飛び降りる気持ちで始めなければならない」という根性論はもう過去のものとなりました。
僕のまわりを見渡してみても、いま一緒にやっているメンバーはみんな、今日書いたような方法で徐々に間柄を深めていった人たちばかりです。
むしろ、想像以上に話が盛り上がって「絶対にいける!今すぐやりましょう!」となった人ほど、その場限りの関係性で終わってしまったり、自然消滅してしまったりすることが多いです。
(こういうタイプの人は、熱しやすくて冷めやすいタイプの人が多いので、当然といえば当然なのですが…)
最後に
最後に、まとめておくと、
1.淡々と情報発信をしていたら、興味関心ごとが近い仲間が見つかった。
2.その仲間と一緒に、1回限りのイベントを開催してみる。(10名以下のオフ会でも可)
3.イベントの延長で、3ヶ月程度の期間限定のプロジェクトを立ち上げてみる。(オンライン・オフライン問わず)
4.ここで初めて、無期限プロジェクトや法人化を検討してみる。
以上です。
この方法で失敗したという人には、あまり出会ったことがありません。
読者の皆さんにも、何かしらの参考になれば幸いです。
そもそもまだ、興味関心ごとが近い人さえ見つかっていないよ!という人は、こちらのnote有料記事を参考にしてみてください。
次世代を生きる若者が、好きなモノに囲まれた人生を送るための唯一の方法。|鳥井弘文|note
それでは今日はこのへんで!
ではではー。