“非効率”から生まれる発想が、真のクリエイティブだというお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、“非効率”という言葉がとても気になっています。

非効率といえば、どちらかと言うとネガティブな印象。

でも非効率の何がいけないのか。

そのことすら考えず、僕らは効率の良さを求めすぎなのではないでしょうか。

「効率」をただひたすらに求めていくと、結局みんな同じ形に収束していきます。

でも、非効率にすると決めた瞬間、突然自分自身で考えることを迫られる。そして、そこに新しいアイディアが生まれてくる。

いま目の前で起きている”効率の良いこと”に対して、何か違和感を感じるのであれば非効率に変えてみることも考えてみればいい。

「でもそれが正解だからねぇ。」「そうしないと喰っていけないからねぇ。」って諦めてしまっていたら、おもしろいアイディアは絶対に生まれてきません。

“非効率”の方が断然イケてると思うのならば、非効率の方に変えてやってみればいいんです。

そして、それ以外の部分で、何か別の発展を遂げるような方法を考えていけばいいだけの話です。なにもそこだけで必ずしも完結する必要はないのですから。

そうすると、意外と新しい発想というのは生まれてくるものです。そして、それこそが新のクリエイティブではないかと僕は思うのです。

いま確実にそのことに気が付き始めていて、とてもポジティブな“非効率”を取り入れている人たちが、日本全国でポツポツと増え始めてきています。

一見非効率に見えても、売り方や暮らし方、コミュニティの作り方など他の部分に新しい価値観を取り込んでいっているので、彼らの活動はとても創造的に映るのです。

このグローバル競争が当たり前になった現代社会で、世界中が同じ正解に向かってひた走る中、これが唯一グローバル競争の中で勝負できない多くの日本人が生き残るための道だと思います。

そんなポジティブな“非効率”を実践している人達を、これからも僕たちは「灯台もと暮らし」で取材し続けたいと考えています。

それでは今日はこのへんで。

ではではー。

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