マスに向けられた同調圧力では、もう人々は動かないのかもしれないというお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日以下の様なつぶやきをしました。

ツイートの内容は割とどうでもいいんですが、リツイートし言及してくれた人たちの共通点がとてもおもしろかったので、それをご紹介しつつ、自分がこれを受けて考えたことを少し書いてみようと思います。

「サッカーとかオリンピックに対して、強要されるのが苦手」

ではどんな共通点かといいますと、サッカーとオリンピックが自分は興味のないのに強要されるのが苦手だということ。

たぶん、サッカーやオリンピックに対して同じようなことを感じている人は多いのではないでしょうか。そして、ネットに繋がっているとすぐにこうやって可視化されるようになりました。

ネット上で自分と同じようなことを考えている人たちを、カンタンに見つけ出すことができるようになったということです。同調圧力に対して、無理に自分を合わせなくても良いのだと気付いてしまえるようになったわけです。

なぜなら、その同調圧力に対して共感できず離脱していく人たちがいて、その人達同士でカンタンに繋がるようになってきたから。

マスへ向けて煽って、無理やり「みんなで応援しましょう!」なんて声掛けしたところで、もう国民的な熱狂を人工的に起こせるわけがありません。

「面白そうだから」と自ら進んで足を突っ込んだところで熱狂は起きている。

一方、じゃあ今どこで熱狂が起きているのかといえば、周りの同調圧力ではなく、「なんか面白そうだから」と自ら進んで足を突っ込んでいる人たちが集まっているところで起きています。

移住者の多い地方の小さなコミュニティや、都内の小さなコミュニティなどでも起き始めています。また、アニメもアイドルのようなサブカルチャーの分野でも起きています。

自分から「気になる!」と思って入り込んでいって、周りの目や世間体とかは気にしないっていうところで、同時多発的に小さな熱狂が起きているのが今の現状。

マスに対して積極的な呼び込みをしているわけではなく、同じような人たちが集まってなんか楽しそうなことをしている、そんな場所に自然と人々が集まってきて小さな熱狂を生んでいるわけです。

最後に

徹底的に中にいる人たちが楽しんで、その姿や様子を外からみて興味関心を持ってもらえるように、自然とそこに足を突っ込んでみたいと思ってもらうように、見せていかないといけないのだと思います。

それが、今コンテンツ・マーケティングやインバウンド・マーケティングが求められている理由の本質だと思いますし、多くの企業や団体の広告の打ち方に変化が求められている理由なのではないでしょうか。

そんなことを漠然と思った今日このごろ。皆さんの何かしらの参考になれば幸いです。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

スポンサードリンク