人と人とが対面で話す時の物理的な距離感について。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

いつもは、ネット上における距離感の話を書いているこのブログですが、今日は物理的な距離感について。

地方の広い空間を体験する機会が増えてきて、人と人が面と向かって話す時の物理的な距離感について考える機会が最近多かったので、今日はそんなお話です。

座る位置や距離感は、話す内容によって柔軟に変化させたい。

その人との間柄や話したい内容、話す時間帯、それらの要素に合わせて、対面して座るのか横になって座るのか、その座る位置や距離感というのは柔軟に変化させていきたいものです。

確かにパーソナルスペースに入ったほうが落としやすい時もあるのかもしれないですが、そうじゃない方が良い時もある。いつもいつも近ければいいというわけではありません。

この点、東京はいつでもどこでも距離感が近すぎる気がするのです…。

僕は、お昼にランチしながらとか、カフェでお茶しながらとか大事な話をするというのが、実は結構苦手なんですが、案外平気な人が多くて驚きます。

お昼に、東京の狭いカフェやレストランの席に対面で座って、あの距離感で話すのは、僕にとってはどう考えても近づき過ぎなんです。

距離感が近すぎると、逆に本音で話せない時だってありますよね。お昼はある程度距離感をとって話したい。

一方で、夜は東京の狭さが逆に功を奏することもある。だから東京の物理的な距離感が一概に悪いというわけではありません。

地方の良さは、物理的な距離感を柔軟に確保できるところ。

ただ、「21世紀の歴史は朝に作られる」と言うのであれば、その歴史を作るための朝から夕方にかけての、人と人との距離感って意外と大事だよなぁって思います。

参照:僕が朝にこだわる理由。 | 隠居系男子

お昼のベストは、囲炉裏をひとつ挟んだくらいの距離感が一番丁度良いのではないかなぁと最近は思っています。

あとは、時代劇を見ているときによく思うのですが、お殿様と城にやってきた武将が話す時の距離感とか、実はあれぐらい離れた距離感も話す内容によっては適切なんじゃないかなぁって思う時もあります。

そして、地方の良いところは、その空間的な距離感をしっかりと柔軟に確保できるというところ。

お昼のゆとりある空間を確保できるのはもちろんのこと、夜は夜でスナックやバー的なお店だったり、ちょっと狭いかなと思う居酒屋なんかもあったりして、空間の広さを自由に選べるところが地方の利点なのかなと。

最後に

確かに、ネットの普及によって、メッセンジャーを使えばいつでもどこでも対話することができる時代になりました。この変化は素晴らしいことだと思います。

しかし、アイディアというのは、やはり人と人が同じ空間に集まっている時に生まれやすい。そして、その時の人と人との距離感って思いのほか大切であるような気がするのです。

あとは、物理的な距離感に合わせて、自然の「風通り」というのも僕はものすごく意識してしまうのですが、東京にあるオフィスや雑居ビルの残念なところは、暖房効率を意識しすぎてしまっているせいで、あまりにも密閉されすぎているところ…。

この話を書き始めてしまうと、また長くなってきてしまうので、風通りの話はまた別の機会に書きたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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