カンボジアの未来

4月24日から東南アジア一周視察旅行に来ています。どうも鳥井です。
今はシンガポールでこのブログを書いています。

今回は4月27日~5月1日で回ったカンボジアのプノンペンについて書いてみたいと思います。

合計5日間の間でプノンペンの街を歩き回り、現地で活躍されている日本人の方2人にお会いしてきました。

一人はカンボジアで初の日本人向けフリーペーパー「ニョニャム」を立ち上げ、地球の歩き方やザイオンラインなど様々な媒体にカンボジアについての記事を寄稿している木村文さん。

ザイ・オンライン

もう一人は、大学卒業後カンボジアに渡り、現地に進出してくる日本法人向けに法律事務所を起業した藪本雄登さんです。

JB Legal Consultancy

今回カンボジアに入り、一番最初に驚かされたのは、空港の手荷物受け取りの場所から、外に出るまでの間にプリペイド式SIMカードを購入するためのブースがあったこと。まだまだ発展途上のこの国で、このようなブースがあり、非常に手際良く設定まで行ってくれたことは全く予想していなかった事なので本当に驚きました。

しかしライターの木村さん曰く、これは政府や通信会社が明確なビジョンを持って行っているというよりは、外国人に受けているからただ行っているだけのようで、この国にはこれからもっと明確なビジョンが必要であるという木村さんの言葉が印象的でした。

20130507-144232.jpg

プノンペンを観光するとなると、どの雑誌でも紹介されているのが、セントラルマーケット。
ここは街の中心に位置していて、食料品から宝石までありとあらゆる種類のお店が出店している市場です。
しかし、やはりイチバなのでその環境はあまり綺麗ではなく、室内の空調なども効いていなくて発展途上国の市場そのものという印象です。

この辺を見渡すと、やはりバンコクやシンガポールと比べ、明らかに劣っており、この国の経済成長はまだまだなのではないかと疑ってしまいます。

しかし、そこから少し離れてバンケンコンエリアと呼ばれる高級住宅街エリアに一歩足を踏み入れるとその印象は一気に変わります。

20130507-144418.jpg

日本でもあまり見かけないような広々とした小洒落たカフェが乱立しており、写真のような日本食のレストランもどんどん進出しています。

この辺りでコーヒーを飲んだり食事をしていると、自分がカンボジアにいることを忘れてしまうほど、綺麗な店内、味のクオリティでした。

他にもカジノがあったり、ヒュンダイが建てたプノンペンタワーの上のバースペースがあり、富裕層に向けて作られている施設には本当に驚かされるばかりです。

20130507-144457.jpg

また更に、ダイヤモンドアイランドと呼ばれる開発エリアに足を運ぶと、これから建設する予定の商業施設やホテルをみることができるのですが、このあたりが完成すれば日本以上に華やかな建物がたくさん建つことになります。

20130507-144143.jpg

写真のようなシンガポールのマリーナベイサンズのような建物もできるようです。

僕らがこの国を歩いてみて思ったのは、やはりこの国はこれからもっと伸びるということ。そしてそのスピードは1~2年で様変わりするはずです。

これに関して、2年前からカンボジアで起業している藪本さんの言葉で印象的だったのが、「この国はまだまだ伸びる、まだ1合目にも達していない」という言葉です。

実際にこの街を歩いて僕らも本当にそう思いました。
この国の発展が非常に楽しみです。

それでは今回はこのへんで。

ではではー。

鳥井弘文

スポンサードリンク