先日こんなツイートをしました。
いま能力がある人はどこでも仕事ができて、国内に限らず自由に移動できる時代なのに「永住するつもりがある人だけ来て欲しい!」って、そりゃ廃れていくのは当然だよ。いま地域に作るべきは、そんな吹き溜まりのような場所じゃなくて、優秀な人達が常に訪れたくなる淀みない循環が起きる環境だと思う。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年5月29日
そうしたら、先輩ブロガーのまたよしれいさんが、以下のような引用RTをしてくれました。
優秀な人を留めておきたいのであれば、魅力的な教育を提供できる場を作るのが手っ取り早そう。優秀な人は我が子にも最高の教育環境を与えたいと思います。優秀な人が集まれば、そこに人がどんどん集まります。 https://t.co/S2IUjisyqy
— またよし れい (@Sayobs) 2017年5月30日
永住を条件にせず、永住したくなる目的を作り出した方がいい。
このツイートを読んだ時、「あー、なるほど!」と納得したんです。
もちろんこれは「教育」に限った話ではなく「何かしら永住したくなる目的を作り出した方がいい」ということだと思います。
いつもこのブログで書いている「超楽しそうにやる!」というトム・ソーヤマーケティングの話にも広義の意味で当てはまることかなと。
トークイベント「『北欧、暮らしの道具店』に聞く、ファンに愛されるブランドのつくりかた」の感想。 | 隠居系男子
楽しそうな人たちが集まってくる場所と、そうじゃない場所の差。
何度も繰り返しますが、自分たちに何かしら目的があるのであれば、他者がその目的に自然と寄り添える仕組みをつくり出すことが大事。
目的を相手にそのまま押し付けたところで、「しらんがな!」や「腫れ物に触る」感覚で徐々に距離を置かれてしまうというのは当然です。
参照:メディアが勝手に腫れ物にしてしまわないこと。 | 隠居系男子
楽しそうな人たちがドンドン集まってくる場所と、そうじゃない場所の差はこうやって生まれてくるんだろうなあと。
相手にとって苦くて受け入れがたい要求ほど、健全な甘い誘惑で包みたいものです。