じっくり育まれたものを愛でたい。

昨夜は、SUSONOメンバーの木津さんと土田さんが主宰してくれた「スナックSUSONU」企画でした。

そこに参加して気がついたんですが、僕はじっくり育まれたものを愛でたいのだなあと。

木津さんと土田さんの関係性とかもまさにそう。

おふたりは高校生の同級生らしく、とっても仲が良くて、おふたりの関係性を眺めていると、なぜか安心してくるんですよね。

きっと、このツイートの真意もそういうことだったんだろうなと。


インスタントのものが溢れている、その揺り戻し。

昨今、「広告」のようなものがいたるところに蔓延っていて、インスタントでつくられたものばかりが目立つようになっています。

きっと、無意識のうちにそういうものに対して食傷気味になってしまっているのでしょう。

その揺り戻しで、じっくり育まれたことがちゃんと伝わってくるものが見たい。

インスタントでは決して作り出すことができない、つまり本物が見たいんだろうなあと。

きっと、そこに触れた時の安心感が“信頼”へとつながるからなんだと思います。

参照:あえて「あざとさ」を消すということ。 | 隠居系男子

青森県の美術館のお話。

そういえば先日、青森に行ったときに役場の方からとても興味深いお話を聞きました。

青森にはいくつか有名な美術館があるのですが、最初は住民の方々から根強い反発があったそうです。

でも徐々に徐々に町の人たちにも親しまれてきて、10年経過した今、町の人達のあいだでもアートを楽しむ心が育まれてきているのだと。

この話を聞いたときに、なんだかとても感心してしまったんですよね。

どうしても、行政が仕掛けることってすぐに効果を求めてしまいがちじゃないですか。

それは、行政の評価の仕組みとして、仕方のないことなのかもしれませんが、じっくりと育まれる感性だって必ず存在する。

むしろ、町のようなコミュニティの場合は、そうやって長い時間をかけて育まれる感性の方が大切だと僕は思います。

最後に

大事なものはきっと、5年とか10年とか、それ以上の時間をかけて育まれるんだと思います。

ヒト・モノ・コト全てにおいてそう。一朝一夕でできるものじゃない。

今日のお話がいつもこのブログを読んでくれている方々にとって、何かしらの参考になれば幸いです。

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「そこに愛はあるのかい?」 | 隠居系男子

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