「自分の在りたい姿を実現できる居場所がない」はピンチではなく、チャンスである。

最近、若い方々とお話している中で、よく思うことがあります。

それは、今の若いひとって「何になりたいのか?」は曖昧でも「どう在りたいか?」は驚くほど明確だなあと。

だからこそ、思うのです。

「これだから今の若者は…!」など上の世代の典型的な批判に惑わされることなく、それぞれが自身の納得感を大切にして、在りたい姿に忠実に生き抜いて欲しいなと。

今の世の中には自分の在りたい姿を実現するのに適した居場所はない。

でも、そのうえで思うのですが、「何になりたいのか?」という問いに対して明確に答えられないということは、やっぱり今の世の中には自分の在りたい姿を実現する適した居場所(職種)が存在しな可能性は高いんですよね。

それでも無理やり、雇用者側や周囲の人間に対して「私はこうありたいんだから、こうしてくれ…!」と条件を提示してみたところで、それは無理な注文になる可能性が高いです。

なぜなら、最初からそれを想定して仕組みが構築されていないですし、慣習も育まれていないからです。

自らの手で生み出そうとするひとに対して、思った以上に世の中は優しい。

じゃあ、やっぱり自分の在りたい姿をあきらめるしかないのか…?

僕は決してそんなふうには思いません。

存在しないのだったら、自分の手でつくり出せばいいんです。

過度に自分の権利を主張するひとに対しては、風当たりが厳しい世の中であっても、新しい居場所を自らの手で生み出そうと懸命に努力するひとに対しては、思った以上に世の中は優しいですよ。

手を差し伸べてくれる大人は、本当にいっぱいいます。

「こんな居場所があればいいのに」という悩みや不満は、チャンスでしかない。

きっと、多くの人は「自分の在りたい姿を実現できる居場所がない」ということはピンチだと捉えるのかもしれません。

でも、実はものすごくチャンスなんだと僕は思うのです。

モノがない時代に「こんなものがあればいいのになあ」という発想から、それを本当に創り出すことができたひとたちが大成功をおさめたように。

今のようにモノは溢れているけれど、理想の居場所がない時代には「こんな居場所があればいいのになあ」という悩みや不満というのは、本当にチャンスでしかない。

それこそが、ビジネスや創造の源泉だと思うのです。

最後に

あなたの在りたい姿を実現できる居場所を自らの手でつくり出す。

その実現に向けて、ぜひともチャレンジしてみて欲しいなと思います。

自分だけじゃなく、似たような価値観を持つひとたちにためにも。

僕はそんなひとを全力で応援していきたいなあと思っています。

今日のお話が、いつもこのブログを読んでくれている方にとって何かしらの参考になれば幸いです。

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