ウェブメディアやブログに帯って付けられないのかなぁというお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

電子書籍になってから、あまり気にしなくなった書籍についている帯ですが、本屋に行くと未だに帯の文章が目を引きますよね。

特に「◯◯さん推薦、絶賛!」みたいに、人が全面にでている帯の場合は嫌でも目に入りやすいです。

考えてみると、電子書籍もSNS経由やブログのアフィリエイトリンクから購入していることを考えると、個別に「◯◯さん推薦」の帯が付いているようなもの。

この帯の役割というか機能を、ウェブメディアやブログの中にも持ってこられないのかなぁと。今日はそんな話です。

「本当に応援しているよ!」っていう人達からの紹介文を、サイト上で見せることはできないのか。

似たようなところで言うと、ベンチャー系のウェブサービスによくあるような感じで、名の知れた企業のアイコンだけをフッターに並べていたりするところって多かったりします。

でもあれはちょっと意味合いが違うのなぁって思っていて。たぶん、並べられている企業側の方も並べる許可だけをしていて、大して応援していないように見える。並べる側も“虎の威を借る狐”のようなスタンスで、大して感謝をしていなさそうに見えてしまいます。(※実際はそうじゃないとしても)

そうではなくて、「本当に応援しているよ!」っていう人達からの紹介文を、サイト上でうまくみせることはできないのかなと思うわけです。

昔、mixiで「マイミクからの紹介文」という機能がありましたが、あんな感じのイメージにも近いのかもしれません。それをまた今のウェブの文脈に持ち込めたりしたら、それはしっかりと帯の役割を果たすのではないかなと。

つくっている人間にとって一番の励みになる。

他者(他社)から紹介文は、新規読者などサイトに新たに訪れてくれる人達への信頼に繋がることはもちろん、それ以上につくっている人間にとって一番の励みになるんですよね。

以前販売した「灯台もと暮らし」の制作舞台裏を書き綴った『灯台ができるまで』という電子書籍の中で、読み手にも作り手にも意外とウケが良かった箇所も、noteの有料マガジンの読者さんたちに書いてもらった巻末紹介文のところです。

紹介文を書いてもらえると、「この人達の期待を裏切らないように運営しよう!」って思えるようになります。サイトの信用の悪化が、そのままダイレクトに紹介文を書いてくれた人たちの信用にも跳ね返ってしまいますからね。

誰かの期待に裏切らないように生きようとするとき、人間の中に成長と責任が生まれるように、コミュニティ機能を持たせたブログやウェブメディアの場合も、そうやって成長し発展していくのが健全なのではないのかなと。

そんなことを漠然と考える今日このごろです。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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