徳島県がぶち上げた共通コンセプト【VS東京】に寄せる期待。

VS東京

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先週Twitterでもご紹介した、徳島県の共通コンセプト【vs東京】。今日はこの取り組みについて、自分なりに思うところを少し書いてみようかなと思います。

共通コンセプト【vs東京】とは?

共通コンセプト【vs東京】とは、徳島県の知名度の向上、ブランド・イメージの定着を図るため、生み出されたコンセプトです。

このコンセプトを打ち出すとともに記者会見も行われたようで、様々な媒体でニュース記事にもなっていました。

参照:
「コンセプトはVS東京」――徳島県は、なぜ東京に「ケンカ」を売ったのか | AdverTimes(アドタイ)

Yahoo!ニュース – 徳島の「VS東京」動画が話題(2014年9月13日(土)掲載)

徳島の公式HPではリリースも掲載されています。

VS東京

参照元:徳島県「共通コンセプト【vs東京】」について | 徳島県

コンセプト動画は既に7万回近く再生されており、県の公式PR動画にしてはかなり注目されている部類に入ると思います。

動画を作ったのは、大河ドラマ「八重の桜」のオープニング映像制作をはじめ、世界を股にかけて活躍する映像作家・菱川 勢一さん率いるDRAWING AND MANUAL株式会社。

コンセプトが明確に伝わってくるので、ぜひこの動画は一度ご覧になってみてください。

否定的な意見も飛び交う。

一方で、否定的な意見も目立ちます。かなり攻撃的なコンセプトなので、当然といえば当然の結果でしょう。

参照
徳島県が東京都に宣戦布告!? 「VS東京」動画にざわつく地元 – ニュース – Jタウンネット 東京都

「徳島県「共通コンセプト【vs東京】」について」についてのまとめ #VS東京 – Togetterまとめ

もちろん否定したくなる地元民の気持ちもよくわかります。もし自分の地元が同じようなことを始めたら、きっと同じような心持ちになるはずですから。

でもこれぐらい思い切ったことをやってみようという挑戦の姿勢は、すごくカッコイイなと思っています。自分とは関わり合いのない他県の取り組みだからこそ、かなり刺激的に見える。

少し文脈が異なりますが、自分の地元・北海道函館市に「代官山蔦屋書店の2号店ができる」と聞いた時、そのコンセプトに対してかなり否定的な意見を書きました。

参照:代官山の蔦屋書店が北海道函館市にもオープンすることに思うこと | 隠居系男子

しかし実際にお店に足を運んでみて、そのコンセプトを意識した上で店内を見回してみると考えが一転、そこから肯定的な意見を書くに至りました。

参照
函館蔦屋書店がスゴい!代官山を超え、これを目当てに函館に移住しても良いレベル! | 隠居系男子

函館蔦屋書店で見つけた、地方の文化を育む新たな“居場所” | 隠居系男子

きっとこの【VS東京】も、これから色々なイベントや企画に落とし込まれていくのでしょう。その時に地元の人々にどのように理解されていくのか。そこが一番重要になってくるのだと思います。

最後に

このコンセプトを一度ぶち上げたからには、ぜひ徳島県にはこの姿勢を曲げずに最後までやり続けて欲しいなと切に願います。

様々な思惑や企画があるからこそ、きっとこれだけ攻撃的なコンセプトを打ち出そうと決心したはず。周囲の批判の声に惑わされることなく、今後もブレずに出し続けていって欲しいなと!

【VS東京】のような共通コンセプトが出てくる背景には、やはり「神山町プロジェクト」の存在も大きかったと思うので、この機会に以下の本もぜひ読んでみようと思います。

なにはともあれ、非常に応援したい取り組みです。これからもこのブログで見守っていければと思います。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

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