ブログやSNSでネガティブなことも書いたっていい。大切なのは「自分は何をもって覚えられたいのか」ということ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、立て続けに色々な場面で「ブログやSNSを運用する上で、何か気をつけている事はありますか?」「例えば、ネガティブな事は書かない、とか…」という質問を受けました。

今日はこの質問に対する自分なりの考えをまとめておこうと思います。

セルフブランディングのようなHOW TOなんて存在しない。

きっと、この質問してくる人は、僕に求めている答えは質問する前から決まっていて、「ネガティブな事は書かないことにしています!」とか聖人君子的なことを言って欲しいのでしょう。

それを聞いて「やっぱりそうなんだ…」って思いたいのだと思います。「やっぱり鳥井さんは、イケダハヤトさんとは違って〜」みたいな。

でも残念ながら、僕だってネガティブなことも書くし、ネガティブな事を書いている人に対しても全然間違っていないと思っています。

多分、こういった質問をしてくる人たちは、セルフブランディング的なHOW TOを期待しているのでしょう。

でも、そんなHOW TOなんて存在しません。もしHOW TOが存在していたとしても、それを実践した人たちは、みんな同じような人格に収束されていって、量産型「ソーシャルいい人」の完成です。

だからこそ、ずっとポジティブな事だけ書いていればいいというわけでもない。プロレスとかと一緒でヒール役だって絶対に必要なわけです。

あ、ついでにヒール役の話で、僕がいつも思い出してしまうのが『リアル』の白鳥。ヒールが愛されないわけじゃない。いや、ヒールの方が愛されることだってあるんだというお話です。

参照:井上雄彦『リアル』13巻から考える悪役(ヒール)とは何か。 | 隠居系男子

何をもって覚えられたいのか。

「じゃあ、結局どうすればいいんだ?」っていうのが今日の本題なのですが、それはきっと「自分は、何をもって覚えられたいのか」ということだと思うんです。

皮肉を書いてもOK!悪口だって書きたい時には書きたいだけ書けばいい!もちろん、上司や先輩のお世辞なんて全く書く必要なんてありません。

ただし、常に自分は何をもって覚えられたいのか、ということは問い続ける必要があると思います。(※「何をもって評価されたいか」ではない。)

つまり「なりたい自分に書かせろ!」というのが僕の答えです。

単に、一時の憂さ晴らしや、自分の溜飲を下げる為に書かないこと。本当になりたい自分に一歩でも近づくための発言になっているかどうか、それを常に意識するべきなのだと思います。

矢面に立つ勇気を持つこと。

あとは、できることなら「矢面に立つ勇気」も必要かなと。

言い逃げしないこと。自分のためだけでなく、それが自分たちの進化や発展に寄与するのかどうか。後世に続く人たちのために資するのかどうかを常に意識できると更に良いのでしょう。

何度もこのブログでも書いてきたように、「動機善なりや、私心なかりしか」っていうことなのでしょうね。自戒を込めて、改めて本当にそう思います。

最後に

小難しく書いてきましたが、もっと簡単に言ってしまえば、それがダサくないかどうかなんだと思います、自分にとって。

最初はそれぐらいの判断基準で十分でしょう。自分がダサくないと判断したのであれば、ドンドン積極的に中指立てていきましょう。若い人は特に、です。

下手に空気を読んだ10代〜20代ばかりよりは、自分の信念に従って声高に叫んでいる血気盛んな若者が多いほうが、世の中はきっとおもしろくなると思いますよ。

そんな風に考える今日このごろです。

それでは今日はこの辺で!

ではではー。

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