「高い洋服を買うことはダサい。体験価値にお金を使うことがイケている」は本当か?

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

「高い洋服を買うことがダサい。体験価値にお金を使うことがイケている。」というのは、最近よく耳にする話です。

でも、それは本当なのでしょうか?

今日はこの通説に対する個人的な意見を、少しだけ書いてみようかなと思います。

自分にとって、「自己を高め、成長につながる行為」かどうか。

確かに、見栄や虚栄心を満たすために高いブランド品の洋服を買い漁ることは、今の時代、とてもダサいことでしょう。

しかし、それはあくまで個人のおかれている状況によって左右されるのであって、属人的な問題のはずです。

実際、高いブランドものを手に取り、購入してみて初めて学べることもたくさんあります。

参照:圧倒的にダサイくらいミーハーにならないと、本質は見抜けない。 | 隠居系男子

将来本気で一流デザイナーになりたいと思っている若者が、全身ファストファッションで固めていたら、本来養えるはずの感性も養うことができません。

つまり、行為というのは、相対的であって、それ自体は良くも悪くもない。無色透明なんです。

それよりも、その行為を誰がどういった想いで実行しているのか、そちらのほうが重要になってくる。

ファッションに興味がない人々からしてみれば、「浪費」でしかないことであっても、将来本気でデザイナーを目指したいと思っている学生にとってみれば立派な「投資」であり、「自己を高め、成長につながる行為」になり得るんです。

世の中の言説に、流されてしまっていないか。

逆に、今イケてるとされている体験価値にお金を費やす行為も、もしそれが「投資」ではなく「浪費」になっていたら、それはダサい行為です。

確かに、旅に行ってみたり、フェスに参加してみたり、友人と共に過ごす時間にお金を費やしてみたりというのは、このネット時代において、スマホから学べないことをたくさん学ぶことができるので、非常に価値のある行為だと言えるでしょう。

しかし、世間がそうやって「体験価値」を持て囃しているからという理由だけで、その言説にただ流されてしまい、盲目的に体験価値にお金をつぎ込んでいたら、それはただの浪費です。

見栄や虚栄心を満たすために、高いブランド物の洋服を買い漁っていることとなんら変わりません。

最後に

つまり、自分にとって、その行為が「浪費」なのか「投資」なのかかが、とても重要になってくるということです。

本当は自己を高める行為であるにも関わらず、世の中的にダサいとされている行為だからという理由で、諦めてしまうのは非常にもったいないですし、世の中的にイケてるとされているから、自分にとってはただの浪費でしかない行為を延々と繰り返すのも、非常にもったいないことです。

だからこそ、いま自分(たち)にとって「本当に価値のある、心地良い投資的なお金の使い方、モノの選び方とは何なのか?」を改めて考えてみる必要があると思っています。

6月25日(土曜日)に、EVERY DENIMさん、セコリ荘さんと一緒に行う「僕らの理想のデニム&シャツってなんだろう?」というイベントもそういった想いから開催することになりました。

今日の記事に書いたようなお話も、当日皆さんと一緒に考えてみたいと思っているので、ご興味のある方はぜひ遊びにきてみてください。(下記のリンクから申し込むことができます。)

EVERY DENIM × セコリ荘 × 灯台もと暮らし「僕らの理想のデニム&シャツってなんだろう?」 | Peatix

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

スポンサードリンク