どうも鳥井(@hirofumi21)です。
いま東京で一番海外っぽい街といえば、皆さんはどこを想像するでしょうか。やはり六本木や銀座を想像する方が多いのでしょうか。
僕は、浅草だと思っています。誤解を恐れずに言えば、「東京でいま一番グローバルな場所が浅草である」といってもいいのかもしれません。
画像引用元:【SHITAMACHI】やっぱり浅草!下町情緒が宿る街 | MATCHA
東京で一番グローバルな街、浅草。
今、浅草に行くとその外国人の多さに驚かされます。
当たり前のように中国や東南アジア系の団体旅行客が列をなして歩いており、そこに個人旅行を楽しむ白人が混ざっている感じ。
これがなんとも、自分にとっての納得感のあるアジアの観光都市の姿なんです。
あれぐらいどっぷりとしたわかりやすい異国感がない限り、たぶん外国人の方たちには響かないのだろうし、わざわざそこに集まってもこないのだろうなと。
「真のグローバル化とは、徹底的に日本の原風景を理解すること。」という記事の中で書いたことを、いまの東京の街で当てはめてみると、六本木が「どこの国にでもある人工的な街」であり、浅草のような街が「ドメスティックが残る街」なのでしょう。
いまの若者が純粋に訪れたくなる街、浅草。
また、浅草は「東京右半分」を代表した街でもあると思っています。
参照
僕が「東京右半分」を面白くて、つまらないと思う理由。 | 隠居系男子
その古き良きに、新しい価値観がドンドン入り込んでおり、新旧入り交じっているそのバランス感が自然と心地良いのです。
特に、若い世代にとっては、「浅草や下町はダサイ!」という感覚がそもそも無いため、すごくポジティブに捉えていて、純粋に「面白い!新しい!」と評価している子たちが多いように感じます。
それこそまさに、昨日のブログの中で書いた「日本美術に対する団塊の世代と若者の評価の仕方の違い」に近いのではないかなと。それと全く同じような現象が、今の浅草で起きているような気がします。
参照:BRUTUS特別編集「日本美術がわかる。西洋美術がわかる。」にみる、日本が始まった時代と、日本文化ブームの兆し。 | 隠居系男子
懐古主義や、原点回帰というような感覚ではなく、海外に行って全く新しい価値観に触れているような感覚。
少なくとも平成生まれの子たちに、そんな風に響く街となってきているのは事実です。
バブル世代にとっては絶対にあり得ない「プロデューサー巻き」を何の躊躇もなく、ファッションの一部に取り入れてしまえるような、そんな子たち。
実際に昨日も、浅草の某カフェで作業をしていたら、美大を卒業してすぐというような青文字系の20代半ばの女子が、自身のお店?を出店するための打ち合わせをしていたりもしました。
最後に
海外の人たちが“日本らしさ”に惹かれドンドンと集まり、若者も注目し始めて、なんだか面白いバランスが生まれてきた浅草。
昨日、そんな浅草に無事引っ越したので、これから色々と探索して行こうと思っています。また何か面白い変化を発見をしたら、このブログでもご報告していこうと思っています。
それでは今日はこのへんで!
ではではー!