どうも鳥井(@hirofumi21)です。
最近鬼のように聞かれまくっているのが、「なぜ毎日ブログを書き続けるんですか?」という質問。
いつもうまく説明できないので、今日はその理由についてカンタンにまとめてみようと思います。
ルーティンが好き。
一番の理由はなんといってもこれ!このブログでも何度も書いてきましたが、僕自身ルーティンワークが大好きだということ。
毎日同じ時間に起きて、毎日同じ時間にパソコンに向かい、毎日同じ時間に更新する。
これを繰り返すことで、どれだけ他の仕事や日常がめまぐるしく変化していようとも、自己を見失わないで済むような気がしています。
ブログの内容が攻撃的である時は、自分が何かに対してイライラしているのか明確になってきますし、逆にカルチャーに寄っている時は「内に向かっているんだろうな」とか、毎日続けることでこれが自分の人生羅針盤というか、1つのバロメーターになっているんです。
それは以下の記事でも書いてきた通り。
参照
ルーティンの生活が自分の世界を変える。 | 隠居系男子
久石譲著『感動をつくれますか?』久石譲は超一流アスリート的な考えの持ち主だった。 | 隠居系男子
アウトプット前提で毎日を過ごすと、世界が違って見えてくる。
2つ目の理由は、毎日ブログを書くという前提で過ごしていると、世界が全く違って見えてくるということです。
これは多くのブロガーさんが言っていることなので、皆さんも容易に想像しやすいと思うのですが、ブログを毎日書き続けていると、本当に驚くほど世界が違って見えてくるようになるんです。
日々の過ごし方やインプットも「ブログありき」で非常に“敏感”になるという。
街を歩いていてふと感じたことや、本屋さんで感じたこと、たまたま聞いたPodcastや、カフェの隣の席の会話など、とにかくすべてがブログというアウトプットありきのインプットに変わってくる。
わかりやすいところで言うと、以下の3記事なんかはまさにそうやって生まれてきた記事です。
函館蔦屋書店がスゴい!代官山を超え、これを目当てに函館に移住しても良いレベル! | 隠居系男子
英語圏の外国人をアテンドする日本人の皆さん、ここ気をつけて! | 隠居系男子
自分の頭で考えられる。
3つ目の理由は、どこかで聞いたことのあるフレーズですが「自分の頭で考えられる」ということ。
上記で述べたようなことは、確かにTwitterなどでも同じようにアウトプットすることは可能です。
しかし、Twitterだと自分が体験したことをそのまま加工せず吐き出してしまえるので、それ以上膨らませようとしなくなってしまいます。
ブログの場合は、良くも悪くもある程度のボリュームを求められるので、その分ハードルが高くなります。
僕は最低でも1000文字までは膨らせると決めており、書き終えてみると大体1500〜3000文字ぐらいに収まることが多いです。
このハードルというか、壁のようなものを越えるために「自分の頭で考える」瞬間が、一番学びが多くブログを書いている意味のような気がします。何かをインプットした時に、「じゃあこれをブログに落としこんだらどうなるのか?」それを考えている瞬間。
正直書き始める前は、どこにたどり着くのかわからないでブログネタに落としこんでしまうことの方が多いです。
「この素材を使って、じゃあブログに何を書く?」正にそんな感じです。宮﨑駿さんの映画製作に近いと言ったら大変おこがましいのですが、出発点は明確にあるんだけど、ゴールが全く見えていない状態。
例えば、以下の記事なんかはまさにそうです。
“バカと暇人”が集まるところに「流行」が生まれるだけであって、「ファッション」は終わっていない。 | 隠居系男子
毎日の情報収集の中でたまたま読んだいた記事で、読んだ時に強い違和感を感じたのですが、その違和感が何なのか、自分で探りたいが為に書いた記事です。
他にも、以下の記事は、カフェで隣の人が話していた「KinKi Kids」の話が耳に入ってきてから、これをネタにして何かを書けないかと頭のなかで色々と思い巡らしていたら、ドンドン飛躍してしまい、最後は全く別のところに着地したという例です。
月間計50万PVの「隠居系男子」のドメインは若手に譲るつもりです。 | 隠居系男子
最後に
今回書いた「毎日ブログを書く理由」もこの記事を書き始めるまでは、自分がなぜそうしているのか、毎回聞かれる人ごとに回答が異なっていて、明確に答えることが出来ていませんでした。
ただ、こうやって実際にブログに落としこんでみると、少なくとも現段階ではこういったモチベーションのもとに、自分は毎日書き続けているのかなと。
そういう意味では、「ブログを書く」=「内省」という言葉が一番近いかもしれません。
僕にとってブログを書くということは、自己と向き合える唯一の時間なんだと思います。
「一人の時間」を大切にしている人ほど、ブログというツールは実は向いているのかもしれません。
それでは今日はこのへんで!
ではではー!