昨夜、たらればさんがこんなツイートをしていました。
オウンドメディアとSNSでの発信についていくつか現時点で気づいたことをメモしていきます。
・ネットは「いい/悪い」よりも「好き/嫌い」のほうがよく伝わるし増幅しやすい
・両者は切り分けられているわけではないので、「いいもの」を広く強く紹介したいなら「好き」というエンジンに乗せる— たられば (@tarareba722) 2017年6月28日
・この「好き」という感情をスムーズに媒介するのに「キャラ(人格)」がポイントになる
・ネットにおける「キャラ」とはつまり「普段何を言っているか」だけ
・「優秀さとは習慣なのだ」アリストテレス
・その上で、ツイッターしか見ない、あるいはfacebookしか見ないという人が増えている— たられば (@tarareba722) 2017年6月28日
・一口に「SNSで話題」といっても、各SNSによって受け入れられる、あるいは消費される仕方が全然違う
・「バズ」はサーフィンのようなもの。「波」は自分では起こせない。ただ来た波に乗れるかどうか、姿勢はどうか、楽しいかどうかも重要
・うまく波にのるためには普段の準備と用意が大切— たられば (@tarareba722) 2017年6月28日
この内容には、僕も全面的に同意です。
たった3つのツイートなんですが、めちゃくちゃ端的にまとまっていて素晴らしいなと。
今日は、このブログで書いてきたことをこのツイートの内容に沿って、改めてまとめておきたいと思います。
「好き・嫌い」→「誰が言ったか(キャラづけ)」→「続ける(粘る)」
「好き・嫌い」の話は、下記の記事で書いたようなお話です。
天職を見分ける方法、それはディティールが好きかどうか。 | 隠居系男子
一方、「いい・悪い」の主張にはあまり意味がない。
だからこそ、突き抜けたほうがいいと思うのです。
ただ、何か届けたいものが生まれたときに初めてその「好き・嫌い」を言い始めてももう遅い。
普段から、どれだけそのことについて発信してきたのかがカギになる。
それはつまり「自分は何をもって覚えられたいのか」ということだと思います。
ブログやSNSでネガティブなことも書いたっていい。大切なのは「自分は何をもって覚えられたいのか」ということ。 | 隠居系男子
「誰が言ったか?」の意味はまさにここにある。
その人のセンスや美意識によって選ばれていく時代。 | 隠居系男子
そして、自分が構築しているコミュニティと、その「好き・嫌い」を題材にして常にコミュニケーションを取り続けることが重要になります。
だからこそ、毎日続けないといけないし、全力で粘らないといけない。
最後に
ひとつずつの内容が個別で語られることがあっても、これだけわかりやすくこの3つの関係性が端的に説明されていることは、とても珍しいと思います。
このブログを読んでくださっている方々にも、参考になれば幸いです。