先日、「日本のワインを愛でる会」というイベントに参加しまして、そこに持参するワインを選ぶために、ワインショップに行ったんです。
「どんな味がお好みですか?」
販売員さんにこの言葉を聞かれた時に、正直困ってしまいました。
そこまでワインに詳しいわけじゃないから、明確に好きな味があるわけじゃない。
希望の味を伝えるための語彙もそんなに持ち合わせていない。
そして何よりも、もし自分に希望の味を伝えられる語彙があっても、味で選びたいわけじゃないんだろうなあって思ったんです。 続きを読む
先日、「日本のワインを愛でる会」というイベントに参加しまして、そこに持参するワインを選ぶために、ワインショップに行ったんです。
「どんな味がお好みですか?」
販売員さんにこの言葉を聞かれた時に、正直困ってしまいました。
そこまでワインに詳しいわけじゃないから、明確に好きな味があるわけじゃない。
希望の味を伝えるための語彙もそんなに持ち合わせていない。
そして何よりも、もし自分に希望の味を伝えられる語彙があっても、味で選びたいわけじゃないんだろうなあって思ったんです。 続きを読む
最近、インナーイヤー型のイヤホンを使いすぎで、耳が炎症を起こしてしまい、いつも使っているイヤホンが使えなくなってしまいました。
仕方がないので、清水の舞台から飛び降りるつもりで渋々「Bose QuietComfort 35 wireless headphones II」という新しいヘッドホンを買ったんです。
そうしたら、これが快適すぎて素晴らしい…!
このブログでガジェット関連の商品を紹介することは少なくなっていたんですが、久しぶりにめちゃくちゃ感動したので、今日はこの商品の紹介を少しだけ。 続きを読む
以前、こんな記事を書きました。
参照:ヘタなプロが上手い素人側に降りてくるまでが、ボーナスタイム。 | 隠居系男子
実際にボーナスタイムが終わりを告げつつあるのが、今だと思います。
具体的にはどういうことか?
それは最所さんが下記の記事でとってもわかりやすくまとめてくださっているので、こちらの記事をぜひご覧ください。
今朝ふと気づいてしまったんですが、僕が好きなひとには「下書きの数が多い」と語ってくれるひとが多いなあと。
しかも皆さん、なんだか似たような顔つきで、少し困ったような、半分諦めたようなクシャッとした笑顔で、その事実を教えてくれる。
なぜ僕は、下書き状態のものが多いと語ってくれるひとが好きなんだろう?
そんなことが気になったので、今日はそのことについて考えてみたいと思います。 続きを読む
知っているひとは知っていると思うのですが、僕は自分のTwitterのトップにこのツイートを固定しています。
僕は、自分のTLを自分のものだって思っていなくて、最近流行の言葉で言えば、自分がつくりたい「小さな経済圏」の掲示板みたいな感覚でしかない。そこに何を書き込んだり、流したりすればもっともっとおもしろくなるかなあって考えながら、日々淡々と運用しているだけなんです。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年10月7日
本来、フォロワーを増やしたいなら、このツイートはネガティブな印象を与えるはずです。(RTが多いひとだと思われるから)
でも僕は結構意図的にこのツイートをトップに置いているんです。
その理由は、この感覚を共有できない人にはなるべくフォローして欲しくないと思っているから。
それは排他的な気持ちからというよりも、単純にお互いの不一致をなくしたいから。
参照:広く・大きく届けるよりも、届いたときの不一致をなくしたい。 | 隠居系男子
でもそのおかげで、僕のTwitterをフォローしてくれているみなさんは、とても理解のある方々ばかりで、本当に優秀な方が多いんです。
実際、ここのタイムラインをきっかけに、僕の知らないところで、フォロワーさん同士が友達になったり、お仕事を一緒にしていたりと、僕にとってはめちゃくちゃ嬉しい現象が立て続けに起こっています。 続きを読む
先日こんなツイートをしてみました。
これまでは、新しいプラットフォームやサービスをつくり出す側のほうがカッコよかったけど、最近は、続々と生み出されるプラットフォームをうまく使いこなしながら、新しい事業をドンドン生み出しつつ、全体として独自の世界観や独立した経済圏をつくり出すほうがカッコいいっていう流れになってきた。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月5日
なんでそう思うようになってきたのかなあって、改めて考えてみたんです。
今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む
先週末は、めちゃくちゃ多幸感溢れた週末を過ごすことができました。
なぜなら、「#勝手に十和田暮らし」と「#driptrip青森」このふたつのハッシュタグを同時に追って楽しむことができたから。
もちろん、このライブ配信も全部観てしまいました。(僕の手がはんぺんみたいだったって言ってもらえて嬉しかったです。笑)
dripメンバーと初ツイキャスしました!めちゃ貴重な話も聞けたのでぜひ見てみてください!内容はこんな感じ!
・ブログ名を声で表現するゲーム
・それぞれのメディアに抱く想い
・drip制作キャッシュレス時代の財布「PRESSo」のこだわり
・ちょこちょこみんなのメディアの宣伝#勝手に十和田暮らし https://t.co/dEzI6r6FsO— 佐田 真人|TOKIORI (@mst727) 2018年10月18日
昨日こんなツイートをしてみました。
人が怒りを持ち出すときには必ず何かしらの目的がある。でも、その目的達成から一番遠ざけてしまうのが怒り。怒りを発露すること自体が目的であればいいんだけど、そもそも発露したいだけの怒りなんてこの世には存在しない。冷静に、本来の目的を達成するための方法を探っていけば怒りなんて必要ない。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月18日
「なぜ鳥井は何度も何度も繰り返し怒りについて書くのか?」そう不思議に思うひともいるかもしれませんが、それはひとえに「怒りで物事を解決しようとするひとたちを遠ざけるため」です。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月18日
これは確信を持って言えることなのですが「怒り、ダメ絶対。」って繰り返し主張していると、不思議なほど自分のまわりから怒りで物事を解決しようとするひとたちがいなくなる。もし今、自分のまわりに怒りで物事を解決しようとするひとが多く、悩んでいる方がいれば、ぜひ実践してみて欲しいことです。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月18日
ここ最近ずっと思っていることは、「広く・大きく届けたい」ということよりも、届いたときの「不一致をなくしたい」ということなんです。 続きを読む
昨日、こちらの動画を観まして。
この動画の中でキングコング西野さんが「一番笑うヤツが、一番のプラットフォームになる。」と語っていたのですが、それが本当にそのとおりだなあと。 続きを読む
先日、山梨県の甲府を訪れたときのこと。
五味醤油・五味兄妹のおふたりと、ヒラクさんとお話していて、
ヒラクさんの「なんで地方移住をするひとが増えてきたの?」という質問に対して、
「満員電車に乗るのがイヤだって言うひとは多いですよね。」と僕が答えたら、五味醤油の兄・五味仁さんが何気なくポロッと仰ったんです。
「そう考えると、満員の山手線って、自分の人生をあらためて考えるきっかけになっているわけだから、実は良い装置なのかもしれないね。」と。
なんだか、このセリフがとても強く印象に残っていて。 続きを読む
最近、ふと思い立ってこんなツイートをしました。
「一蓮托生」という言葉は、このご時世とても嫌われやすい言葉だと思う。でも先日、尊敬している友人が「ぼくと妻は一連托生ですからね」と言っていて、その姿がとてもカッコよかった。国家とか親族とか、周囲の人間が勝手に強要するから窮屈なだけで、いつの時代でも本人同士の決断は尊いし、美しい。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月11日
まったく別の文脈で、こんなツイートもしてみました。
昨日のSUSONOのイベントで「伝え方が9割」の著者である佐々木圭一さんが「僕、Win-Winって言葉が苦手なんですよね。相手がこのセリフを言ってくる時って大抵、相手が有利で、自分にとっては不利なときが多いから。」と仰っていて、めちゃくちゃ分かる…って思った。 #susonolife
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年9月16日
主張している内容は大きく異なりますが、話の構造は全く同じだと思っていて。
結局「誰が、どの立場で言うのか?」っていうことが何よりも重要なんだろうなあと。
内容が正論であっても、なんだかモヤモヤしてしまう状況ってあるじゃないですか。
それって、結局のところは「おまえが言うな」って感じているからだと思うんです。 続きを読む
最近、ずっと考えていることがあります。
それが今日のタイトルにもあるように「わからない問いを、あえてわからないままにしておくことの重要性」について。
どうしても僕らは何か新しい問いを見つけると、その答えをすぐに求めてしまいがち…。
でもそうすると、どうしても短絡的な発想になってしまうんですよね。
それは本当の答えじゃなくて、自分にとって都合のいい“偽りの答え”です。 続きを読む
最近気づいたことがありまして。
たとえ新参者であっても、そこに深みや厚みを感じて信頼に足ると思える感覚ってなんだろうなあって。
たとえば、ファッション。
ファッションって文化(カルチャー)そのものだから、その文化の深みや厚みがものすごく大事になってくる。
その文化に対する信頼感があるかどうかで、そのブランドがイケてるかどうかを判断しているフシさえあると思います。
そう考えると、ある程度しっかりと長く続いたブランドのほうが圧倒的に有利だと思えます。
なぜなら、新興ブランドはその文化の厚みや深みを体現できないから。
でも、実際はそうじゃない。
新興ブランドでも、そこにちゃんと文化が宿って、売れるところは売れていく。
じゃあ一体その新興ブランドに共通する点は何なんだろう…?と考えてみて、そこでふと気がついたんです。
新しくても売れてるところの共通点、それは「縦の系譜」をしっかりと継ぐ覚悟を持っているところだなと。 続きを読む
先日、ふと気がついたことがありまして。
わかった!やっと気付いた。人生において一番重要な問いは「自分は何を民主化したいのか?」という問いだ。より具体的には「誰を、何から開放して、どのように自由にしたいのか?」という問いです。その答えを導き出すためには「もし、〜だったら?」と絶えず考え続けること。あー、やっと腑に落ちた。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月7日
こうやって改めて言語化してみると大したことではないんですが、僕にとってはとても大切な発見でした。
これまでの経験が一気につながった瞬間だったんです。
そして、そのためには「眼は高く、手は低く。」という状態を常に保つことが大切なんだと思います。なんだか色々なことがつながった瞬間だ。 https://t.co/DFqjoUxfJB
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月7日
10月15日(月)に東京都大田区で開催される「トークイベント&ワークショップ 家具乃診療所 – くるみのオイル絞り&お手入れを学ぼう –」に登壇します。
今日はこちらのイベントの告知です。 続きを読む
突然ですが、自分のことをちょっとでも「嫌なヤツだな」って思っているひとは、自分の話している様子をスマホなどで録音してみて、実際に聴いてみると良いですよ。
自分の話し方を自分の耳で聴いてみると、本当にめちゃくちゃ嫌なヤツで驚きますから。 続きを読む
昨日、まったく別々の文脈で2つのツイートをしてみました。
ひとつはこちら。
自分の信念に反して魂を売れば、うまくいく方法なんて山ほどある。自分の美意識から逸脱せずにその枠やルールの中で結果を出すことがめちゃくちゃ難しい。でもだからこそ、そこで諦めずに針の穴を通すような途方もないことに挑戦することが大切なんだと思います。それが自分の人生を生きるということ。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月3日
そして、もうひとつはこちらです。
何か新しいことを始めたひとに対して、ロジカルに批判することは、誰にでもできること。でも、その批判が来ることさえも覚悟して、それでも一歩踏み出してチャレンジすることは、誰にでもできることじゃないんです。ただ、そのチャンスが目の前に存在していることは万人に共通していることなんだよね。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年10月3日
今日はこのふたつのツイートに込めた想いについて、少しだけ書いておこうかなあと。 続きを読む
先日、WaseiSalon内にも投稿してみたのですが、
とあるインフルエンサーの方が、一見するとご本人にとっては何もメリットがないようなネガティブブランディングをし続けている様子が、僕はずっと不思議でした。
でも、ふと気がついたんです。
これは全てリスクヘッジのためだったんだと。
今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む
何度も書いてきているように、今は国民総クリエイター時代。
センスがいいものをつくり出したいと思うときこそ、選び抜くことが大切。 | 隠居系男子
世の中に作り手が増えたことによって生まれる「共感」と「熱狂」。 | 隠居系男子
「生産活動をすること自体が消費である」という状況です。
僕が大学生のころは「消費者側になるな。作り手側にまわれ!」というアドバイスが一般的でした。
でも、これだけ全てのひとがあたりまえのように生産活動を始めると、それさえも意味のないアドバイスになってきています。
それぐらい今の時代は、全員が生産することを“消費するように”楽しんでいる時代になってきました。 続きを読む
先週末、岡山県で開催された鳥井弘文と一緒に考える「これからどう生きるか。」というイベントに登壇させていただきました。
参照:【9月29日(土) 岡山県開催】鳥井弘文と一緒に考える「これからどう生きるか。」 | 隠居系男子
テーマが壮大で、開催されるまで僕自身はとっても不安でした。
でも、実際にイベントを終えてみて、参加者のみなさんが満足してくださっている様子をみて、本当に心から安心しました。
今日はこのイベントを通じて思ったことを少しだけ書き残しておこうかなと。 続きを読む