カテゴリー別アーカイブ: ライフスタイル

若者の道にしたい欲求、それは後世に残すための手段としてなのかもしれない。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

以前書いた以下の記事。

「ファッド→ファッション→スタイル→トラッド」最近の若者の中にある“道にしたい欲求”について。 | 隠居系男子

この記事内で「なぜ若者は道にしたがるのか?」っていう話が曖昧なまま終わってしまっています。最近その理由がなんとなくわかった気がするのでそんな話を少しだけ。 続きを読む

時代の変革期だからこそ、“人機一体”。ハイブリッドに編集できる人が求められていく時代。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

2014年の12月に書いた記事の中で、以下の様な記事があります。

キーワードは“人機一体”。人間とテクノロジーが共存する未来を感じた超福祉展。 | 隠居系男子

この時に書いた「人機一体」のお話。その時の感覚が今も忘れられないので、ちょっと今日はこのお話について書いてみようかと思います。 続きを読む

雑誌を作ってきた人たちじゃなくて、雑誌が大好きだった人たちが、次の時代の雑誌のようなものをつくる。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日した以下のツイート。

本当にそう思います。今日はもう少しこの話を掘り下げてみようかなと。 続きを読む

もし自分がまだ就職先が決まっていない大学4年生だったら、デジタル秘書を目指すだろうなというお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

果たしてそんな学生さんが、現実にいるのかどうかはわかりませんが、少なくとも僕が大学4年生のこの時期にはまだ、就職先が決まっていませんでした。

なので、もしかしたらそんな子もいるのかもしれないと思い、今日はそんな子に目指して欲しい「デジタル秘書」の可能性について書いておこうと思います。 続きを読む

ファッドからトラッドまで。「野心」が「志」に変わるタイミング。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

よく話題になる話ですが「0〜1にする方が楽しいのか、1〜10にする方が楽しいのか。」

このテーマ、居酒屋だとスゴく楽しいのですが、答えは完全に個人の特性だと思うので、それぞれが楽しいと思うところを担えばいいと思う派です。

ただ、これをもう少し噛み砕くと、4つのフェーズに分かれるなぁと最近よく思っていて、そのフェーズを意識するともう少し自分のやりたいことが明確になるのかなと思うので、今日はそんな話を少しだけ。 続きを読む

これからの時代に売れるモノは、ツールかグッズだけ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

上記のツイートにあるように、2015年中に書きたいと思っていたけど結局書けなかったネタです。

今だからこそ、あえて断言しておきたい!これからの時代に売れるのは、ツールとグッズだけであると。今日はそんなお話です。 続きを読む

地方の主要都市の駅ビルや、ショッピングモールを見に行くのが好き。僕が東京に住み続けたい理由。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、もとくら編集長の佐野と雑談していて気がついたのですが、僕は地方の主要都市を見に行くことが、実はかなり好きなんだなと。

もちろん、観光地だったり、その土地ならではのものを見に行くのも好きなのですが、地方の主要都市のファッションビルとか、ショッピングモールとかを見に行くのも同じぐらい大好きです。

特に、その都市の主要駅に隣接している駅ビルとか、ちょっと駅から離れたイオンモールなどを見に行くのが、自分にとっては半端なくおもしろい。

「どこに行っても、入っているお店も一緒じゃないですか!?」って驚かれるんですが、いやいやいや…同じだからこそ意味があるんです。

同じ系列のお店なのに、それぞれ細かい所で若干の違いが必ず存在していて、地域ごとの特徴が見て取れる。しかも、そこに流れてくる人々の雰囲気や表情も地域ごとで必ず微妙に異なります。 続きを読む

仕事が忙しいからという理由で、幼い頃から興味関心のある分野を追わなくなってしまうのはもったいない。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近のメディア論争からすると、以下のインタビューはとても素晴らしい内容だったと思っています。(「メディア」なんて単語は1度も出てきませんが。)

Interviews: Gabriel Ricioppo と南貴之に聞く、日本における『Need Supply Co.』の展望とは?

あとは、最近の日本企業が躍起になっている海外進出・海外展開という話でも、活かせそうなことが多く語られていると思います。インバウンド観光関連の仕事をしている人にもとても良記事なはず。

でも、このシェア数なんです。全く伝わっていかないんです。ただ、決してそれが悪いことだとは思っていません。今の自分にはめちゃくちゃ刺さったし、ヒントは溢れていたけれど、なぜ読まれないのかということもよくわかる。今日はそんなお話です。 続きを読む

僕は町のとんかつ屋さんになりたい。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

全て自分たちのできる範囲でやること、やってみること。素人だからこそ生まれるズレや隙。手の届く範囲でやることが、今のこの時代において、とても大事なことだと思うのです。

分業制ではなくて、そこで生まれるシズル感を、自分一人で全て体現できるようになっていくことが、これからは大切になってくるはずです。 続きを読む

個人の「100の原則」をつくりたい。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、個人の100の原則、100の憲法みたいなものを作りたいなぁと思っています。

あくまで理想形でいい。自分がこうありたいと願うもの。もちろんそれが現実とかけ離れすぎていてはいけません。原則として、少し背筋を正せば、ちゃんと守っていけるもの。自分の道しるべとなりそうなもの。

そんな100の原則を作りたいなぁというのが今日のお話です。 続きを読む

「あなたと飲みに行きたいから朝2時間早く起きて仕事します!」と言える人がいたら最高にカッコいいと思う。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

社会人になると、「一緒に飲みに行きたい」と誘われて快諾したら、当たり前のように「じゃ、20時スタートで!」って告げられることってありますよね。

平日の夜に20時スタートで午前0時頃に解散って、早寝早起き組としては正直辛いものがあります…。今日はそんなお話です。 続きを読む

いま僕らが求めているものは、安くてコスパがいいものじゃなくて、こなれた値段でセンスのあるもの。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

突然ですが、「僕らの◯◯」という連載をやりたいなと最近ずっと思っています。

安くてコスパがいいものじゃないくて、値段がこなれていてセンスのあるもの。身の丈にあった背伸びをしない消費、”センスのある普通”を提案していくような連載です。 続きを読む

自国の文化を深堀りした分だけ、他国の文化を理解できるようになる。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

これは常々色々なところでお話しているのですが、僕は自国の文化の深堀りをした分だけ、他国の文化を理解できるようになるものだと思っています。

「縦に深く掘った分だけ、横にも広げていくことができる。」

ここでいう縦が自国の文化で、横が他国の文化です。だからこそ、縦の深さをドンドン伸ばしていかないと、横の広さも広がっていかないと思うんですよね。

似たような話は過去にも何度か書いたことがあります。

参考:真のグローバル化とは、徹底的に日本の原風景を理解すること。 | 隠居系男子 続きを読む

プロとはなにか。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

ここ数年で仕事柄、ウェブや出版関係者など、いわゆるメディア業界にいる人たちと会う機会が一気に増えました。

そんな中最近良く思うのは、メディアを運営している人たちも、同じ人間なのだということ。今日はそんなことについて少し書いてみようと思います。 続きを読む

これからは「飲みにいこう」じゃなくて「合宿にいこう」って誘いたくなる体験でした。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日のブログにも少し書きましたが、8月4日〜5日まで山梨県の塩山に行ってきました。

目的は、「孤立系ブロガーの集い」という合宿に参加するため。

参加者は、発酵デザイナーの小倉ヒラクさん、「(チェコ好き)の日記」を運営するチェコ好きさん、「らふらく^^」を運営するタクスズキさん、そして「灯台もと暮らし」でインターンとして働いてくれている木村さんの計5名。

この合宿で語られた内容が気になる方は、以下のブログ記事をご覧ください。

参照:孤立系ブロガーはウェブの記事に新たな信頼をもたらせるか? ー 「孤立系ブロガーの集い」発 続きを読む

いま必要なムダなこと。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

たまにブログのお問い合わせフォームから飛んでくる、「いつもブログ読んでます。これからも楽しみにしています、応援しています。」っていう何も見返りも求めていないメッセージ。

これ、書き手からすると一方的に“与えてくれる”行動でしかないんです。しかも与えてくれるといっても、言ってしまえばタダの言葉の羅列だけ。何か金銭的なメリットや、ビジネスチャンスに繋がるわけでもない。

つまりこの行動って互いにとって何も産まないわけです。結局誰の何のメリットにもなっていない。

生産性の話や経済合理性の観点から言えば、全くのムダでしかない。

でもやっぱり受け取った側としては純粋に嬉しいですし、今こういったムダなことがすごく大事だよなぁって思います。今日はそんなお話です。 続きを読む

その人のセンスや美意識によって選ばれていく時代。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんが書いていた「どうしたらワタシが好きな日本酒を選ぶことができるのか?」というお話、これがとても納得しました。以下で少し引用してみます。

ヘンな例えだけど、マーガレット・ハウエルの白シャツのようなエヴァーグリーンな上質感、あるいはミナ・ペルホネンの手触りの良いラブリーさ、あるいは今一緒に服をつくっているenricaの柔らかな色気、そういう「上質さ」と「親密さ」が同居しているようなクオリティ。これが今のトレンド。

じゃあこういうお酒をつくれるのは誰なんだって話だよね。
答えは決まってる。いいファッションが理解できる「お洒落醸造家」さね。

新しい美意識の潮流をちゃんと身体で感じている、そういう人のつくるお酒がいいよ。

ということで、最近ちょくちょく聞かれる、

「どうしたらワタシが好きになれるような日本酒を選べますか?」

という質問に対しては

「自分と世代の美意識の近い人のつくる酒がいい」

とお答えしときます。

引用元:酒とファッションはよく似ている。トレンドという逃れられぬ宿命。 | hirakuogura.com

続きを読む

暮らしやライフスタイル系に今必要なのは、皮肉でありパロディ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近よく思うのですが、今の「暮らし」や「ライフスタイル」系のジャンルに必要なのは、皮肉でありパロディのような気がします。

同じく、暮らしやライフスタイルをテーマにしている媒体をみていると、たまにくどくて観ていられない時がある。

誤解を恐れずに言えば、自分たちが運営しているメディアでさえ、たまに胸焼けを起こしてしまいそうになる時もあります。

そんな時に必要なのが、皮肉でありパロディだと思うんですよね。今日はそんな話です。 続きを読む

「ファッド→ファッション→スタイル→トラッド」最近の若者の中にある“道にしたい欲求”について。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

本当は「退屈と消費と、恋愛と。」のイベントの中でお話したかったんですが、すっかりと忘れていたので、ブログに書き残しておこうと思います。

「最近の若者たちは、規模拡大を求めない。華やかでもなく、決してお金にもならないようなことを、一生懸命やっている。」特にローカルに根付いて活躍している人たちはこのような傾向が強い人が多いです。

上の世代の人たちからすると、これがとても不思議に見えるようで「あいつらは一体なにをやっているんだろう?そんなみみっちいことをやって何になる?」と思うのだそう。

でもきっとそれは、“道にしたい欲求”なのではないのかなと。今日はそんなことについて少し書いてみようかなと思います。 続きを読む

次の◯◯さんになりそうな人と一緒に仕事をしよう。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

よく聞く話ですが、「◯◯さん(有名人)と一緒に仕事をしたい!」っていう人多いですよね。

でも、有名な◯◯さんからしてみれば、そんな風に近づいてくるヤツなんてごまんといるわけですから、まだ何者にもなれていない人が近づいていっても到底相手にされないわけで…

だったら、次の◯◯さん(みたい)になりそうな人と一緒に仕事をした方がいいと思います。 続きを読む

次の時代のセレクトショップがセレクトするのは商品ではなく、人。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

これからの消費スタイルは、大量生産・大量消費ではなくて、必要な物を必要な分だけ生産し、個人にカスタマイズされたものを消費していくという形になっていくのは間違いないと思います。

食品のようにすぐに消費されてしまうものや消耗品以外は、オーダー制になっていき、それを後押しするのが3Dプリンタのような機能であるというのは、ここ最近よく語られている話です。

そうすると、これからのセレクトショップでセレクトされるのは、商品ではなく人になるのではなかろうかと。

今日はそんな話について少し書いてみようかと思います。 続きを読む

「おにぎりにする時代」とはどういう意味なのか考えてみた。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日の「今日のダーリン」で この先「小分けの時代」の次に来そうなのは、「おにぎりにする時代」だと書かれていました。

参照:ほぼ日刊イトイ新聞 – 「今日のダーリン」

しかし、その「おにぎりにする時代」の意味するところは書かれてません。

Twitterを見ると、cakesの加藤貞顕さんや、バトンズの古賀史健さんも考えている様子。

近々答え合わせがなされるとは思うのですが、答えが出てしまう前に、「おにぎりにする時代」の意味するところについて、僕も自分なり考えてみようと思います。 続きを読む

大学生の感度の高さは尋常じゃないんだから、違和感も大切にした方がいいよというお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日の記事に引き続き、大学生の感度の高さについて。大学生の感度の高さはなにも「なんか気になる…なんか面白い…」ということだけに限りません。

逆もまた然りです。「なんか気持ち悪い…なんか居心地が悪い…」という感覚だって絶対に見落としちゃいけないものだと思います。

今日はそんなお話を少し書いてみようかなと。

昨日の記事はこちら:大学生の感度の高さは尋常じゃないんだから、もっとそれを発信したほうがいいよというお話。 | 隠居系男子 続きを読む

大学生の感度の高さは尋常じゃないんだから、もっとそれを発信したほうがいいよというお話。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

突然ですが、大学生の感度の高さはすごいなぁといつも関心してしまいます。時代の流れを本能的に察知する力が尋常じゃない。

今日はそんなお話を少しだけ書いてみようかなと。 続きを読む

新しいニッチな当たり前。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近よく気になるのが、「その考え方が主流になっていくのは間違いないけれど、一方で従来のこのあり方も大切だし、重宝がられるはずだよね」っていうところです。

具体的には以下のツイートとか。

続きを読む